つまきりしまじんじゃ
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東霧島神社ではいただけません
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東霧島神社のお参りの記録(1回目)
投稿日:2023年03月05日(日)
参拝:2023年1月吉日
【日向國 式内社巡り】
東霧島神社(つまきりしま~)は、宮崎県都城市高崎町東霧島にある神社。式内論社で、旧社格は県社。祭神は、伊弉諾尊、天照大御神、瓊瓊杵尊、天忍穂耳尊、産火火出見尊、鵜葺草葺不合尊、神日本磐余彦尊(神武天皇)。旧称は「東霧島権現」で、霧島六所権現の1社(1/6)。
社伝によると、第5代孝正天皇の御代(紀元前475年~紀元前393年)の創建。平安時代の927年に編纂された『延喜式神名帳』に記載のある「日向國 諸県郡 霧島神社 小」の論社となっており、他の論社として霧島岑神社(宮崎県小林市)、霧島東神社(宮崎県西諸県郡高原町)、霧島神宮(鹿児島県霧島市)がある。963年には天台僧の性空上人が巡錫参籠し、噴火出土で焼失・埋没した社殿を再興したという。江戸時代には「東霧島大権現宮」と称し、庶民から篤い信仰を受けた。
当社は、JRえびの高原線・東高崎駅の北西500mの小丘の上にある。JRの線路沿いに境内入口があり、緩やかな登り傾斜のあと平坦な境内を進むと、岩が乱れ積みされた「鬼岩階段」に辿り着く。この社殿へと続く170段から180段ある急峻な階段は「振りむかずの坂」とも呼ばれ、かつて天台宗・真言宗の僧侶が一心に呪文を唱えながら登り降りして修行したとのこと。樹木に覆われた薄暗い階段を登っていると修行をしている気分になる。
今回は、日向國の式内論社、宮崎県の旧県社であることから参拝することに。参拝時は休日の午後で、子供からご老人まで、老若男女が「鬼岩階段」にチャレンジして参拝に訪れていた。
境内東端入口の<一の鳥居>。真っ赤で目立つ両部鳥居。社号標はないが、近くに看板がある。
鳥居をくぐり緩い坂を登って行くと、参道は右に曲がっていく。
参道の折れ曲がり地点から、参道前方を望む。
屋台が何軒か出ていて、焼鳥屋などがいい匂いを放っている。(^_^;)
屋台が何軒か出ていて、焼鳥屋などがいい匂いを放っている。(^_^;)
参道の両側に<授与所>の建屋があって、その間が屋根で繋がっている。
授与所のトンネルを抜けた先の眺め。
参道の突き当り、「鬼岩階段」のスタート地点にある<二の鳥居>。脇には「赤鬼」が座っている。
鳥居の左側に立っているのは「幸招大楠」と呼ばれるクスノキの巨木。
鳥居の左側に立っているのは「幸招大楠」と呼ばれるクスノキの巨木。
鳥居をくぐって<鬼岩階段>を見上げる。写真だとすごそうに見えないが、実際には急な岩の階段が延々と続いているように見える。
階段途中の左側にある<猿田彦尊>。
階段途中の右側にある<大己貴尊>。
猿田彦尊、大己貴尊があるところから、階段下方を見下ろす。はるか下から人がどんどん上がって来る。
さらに階段を登って左側にある<霧島六社大権現宮>。
霧島六社大権現宮の対面には、ふたたび<猿田彦尊>。なんでかな。(。´・ω・)?
あと少しで神門というところで、森から脱出する。神門には<白龍>が待っている。
神門をくぐったところからの眺め。社殿の横側に出る。
<拝殿>全景。拝殿前の左側には常香炉と献灯台があって、まるで寺院みたい。
こんなところにも、神仏習合の名残りが色濃く出ている。(o^―^o)
こんなところにも、神仏習合の名残りが色濃く出ている。(o^―^o)
<拝殿>内部。賽銭箱のすぐ後ろに、立派な<天狗の面>が飾ってある。
拝殿後ろの<本殿>。基本覆屋で囲われていて、横を開放できる形みたい。
本殿の左側にある<白山神社>。七福神の「寿老人」も祀っているようで、説明板には「延命白髭の神」と書かれている。
白山神社前にある、当社創建のもととなった古代信仰の<磐境(いわさか)>。
社殿周りの参拝を終え、鬼岩階段とは違う山道を選択して山を下る。
その途中にある<神池>。
その途中にある<神池>。
さらに下って、鬼岩階段下の二の鳥居、大楠の近くに出る。
こちらは<神石>。伊弉諾尊が、亡き妻・伊弉冉尊を想って「十握(とつか)の剣」で三段に切ったと伝わる。
(※写真はアングルを失敗。切れた断面が見事なのに...(^_^;))
こちらは<神石>。伊弉諾尊が、亡き妻・伊弉冉尊を想って「十握(とつか)の剣」で三段に切ったと伝わる。
(※写真はアングルを失敗。切れた断面が見事なのに...(^_^;))
神石の近くにある境内社。石製表札には<東霧島之大神>とある。
大楠の隣にある境内社<伊弉冉神社>。当社石段は急勾配であるため、妊婦に安産の御利益があるよう「坂の下参り」という習慣が生まれたとのこと。
大楠の根本には空洞が。トンネルをくぐると御利益があるみたい。
大楠の近くにある<龍王神水>の井戸。
帰り道に<授与所>に寄って御朱印を拝受。
最後にもう一度、小山の山頂にある<社殿>。神仏習合の時代、修験の山であったことを感じさせてくれる。(^▽^)/
すてき
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惣一郎1269投稿
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