臨済宗妙心寺派
光蓮寺へのアクセス
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駐車場に関する投稿
今回は先週に続いて三重県の寺院巡りです。
1寺目は、いなべ市大安町に在る笠間山 光蓮寺です。いなべ市は三重県北部に位置しており、平成の大合併で2003年に出来た市で、合併前は員弁郡大安町でした。大安という名は奈良の大安寺の寺領であった事に由来するそうです。
臨済宗妙心寺派で、本尊は薬師如来。
この薬師如来坐像は県指定文化財です。
736年に行基が地方巡錫の折り、この笠間郷に数年留錫し、寺院を建立したと伝わります。
その後、1400年頃に火災で焼失。1544年に近江の観音寺城主(安土町)であった六角高頼の4男で梅戸氏の養子となり家督を継いだ梅戸高実が梅戸城主(大安町)となり、心清和尚に帰依し再建。その後荒廃するも1688年に尾張の中島庄八忠義が現在地に再建した。
文化財指定の本尊が拝観可能なのかわからなかったため寺院に確認し、いつでも可能との事でしたが時刻を約束してから訪れました。
線路幅が短いナローゲージの三岐鉄道沿いにあり、寺院の南側に5台位停めれる駐車場がありました。
山門をくぐると広場というかグラウンド。右側に2本の石柱の先に本堂です。境内の写真を撮っていたら本堂からご住職が出てこられて「時間通りですね。」と。早速本堂に上がらせて頂きました。本尊·薬師如来坐像は須弥壇のやや高い所に祀られています。平成4年に京都国博の国宝修理所で修復を行って、漆を塗り直した所もあるそうで綺麗に仕上がっています。それまでは虫食い等もあり、かなり傷んでいたとの事です。高さ約90cm、平成時代後期作、ふっくらしたお顔で、衣の彫りは浅くすっきりしています。
その他の室町~江戸時代の仏像も色々と観せて頂きました。(やや暗い場所に安置のため写真はイマイチ。フラッシュは好ましくないため未使用。)ご住職にはお世話になりました。
地蔵堂
山門
本堂
本尊·薬師如来
聖観音菩薩
達磨、不動明王
再建した梅戸高実の墓
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