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さんぼういん(さんぼういんもんぜき)

三宝院(三宝院門跡)のお参りの記録(1回目)
京都府醍醐駅

投稿日:2021年04月06日(火)
参拝:2021年3月吉日
三宝院(さんぼういん)は、京都市伏見区にある真言宗醍醐派総本山醍醐寺の塔頭、大本山、門跡寺院。

平安後期の1115年、左大臣源俊房の子で醍醐寺14代座主・勝覚が灌頂院(かんじょういん)として開き、後に仏教の三宝に因み三宝院と名を改めた。1143年に鳥羽上皇の御願寺となっている。
鎌倉期以降、多くの高僧を輩出し、朝廷や幕府から信任を受け、力を持った。室町時代には足利尊氏の庇護を受け、足利義満は室町幕府の祈祷を行う武家護持僧の管領役に任じ、特別な扱いを受けたこの時期は歴代三宝院院主が醍醐寺座主を兼ね、25世満済は1396年に足利義満の猶子(血縁のない親子)となって准三后となり、将軍擁立に口出しするなど「黒衣の宰相」と呼ばれた。
その後、1467年の応仁の乱では伽藍が焼失し廃寺同然となるが、安土桃山時代に豊臣秀吉の信頼が厚かった醍醐寺金剛輪院院主・義演が「醍醐の花見」を開催し、秀吉の許可を得て三宝院32世を名乗り、金剛輪院を三宝院と改称するとともに、三宝院庭園を整備した。なお、義演はその後、徳川家康からの信任を受けた。

※醍醐寺の伽藍、三宝院、霊宝館の共通参拝券(1500円)では三宝院の内部拝観は不可で、別途拝観料(500円)がかかる。

当院は、醍醐寺の境内、総門をくぐって参道を50m進んだ左手にある。敷地内には安土桃山時代の豪著な内装の建物群と秀吉がデザインしたと言われる庭園が広がる。

参拝時は週末の午後、桜が満開の時期ということで、醍醐寺境内、三宝院境内ともに観光客でごった返していた。
三宝院(三宝院門跡)の建物その他
三宝院入口の門。中央は門脇の料金所。ここで醍醐寺の共通拝観券(伽藍、三宝院、霊宝館)を購入する。
三宝院(三宝院門跡)の本殿
敷地の西端ある<玄関>。国指定の重要文化財。
三宝院(三宝院門跡)の建物その他
玄関を上がり別途拝観料を支払って、右手の内廊下を進む。
三宝院(三宝院門跡)の庭園
国宝<表書院>の縁側に座って庭園を鑑賞する人々。
三宝院(三宝院門跡)の庭園
表書院からの庭園 designed by 豊臣秀吉。
三宝院(三宝院門跡)の本殿
敷地の最奥(東端)にある<本堂(護摩堂)>。国指定の重要文化財。
三宝院(三宝院門跡)の建物その他
庭園の反対側(北側)にある<奥宸殿>。国指定の重要文化財。
三宝院(三宝院門跡)の山門
玄関を出て、追加料金なしエリアから庭園を見てみる。
三宝院(三宝院門跡)の建物その他
左手は<葵の間>、<秋草の間>、<勅使の間>の3つの部屋が並ぶ建物。3つの部屋は、国指定の重要文化財。右手は国宝<表書院>の側面。
三宝院(三宝院門跡)の建物その他
国宝<唐門>はよく見える。
三宝院(三宝院門跡)の庭園
最大見えるエリアはここまで。
三宝院(三宝院門跡)の庭園
追加料金なしでも、庭園自体はこのようにけっこう綺麗に見える。別途拝観料を払っても内部は撮影不可なので、写真を撮る目的であれば追加料金なしでも良いかも。
三宝院(三宝院門跡)の山門
三宝院の敷地を出て、伽藍への参道からの国宝<唐門>。

すてき

御朱印

醍醐寺三宝殿門跡。
醍醐寺三宝殿門跡。

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惣一郎1269投稿

2020年1月から寺社仏閣巡りを始めた初心者です。東京在住です。
クルマとバイク、旅行が趣味なので、近くから遠くまで、精力的にお参りしています~♪

■2023年も引き続き、日本各地(目標:寺社巡りをしたことのない都道府県をなくす)を廻ってみたいと思っています~♪ (^▽^)/

①そろそろ<西国・坂東・秩父百観音巡礼>を結願したい。
  残りは和歌山県と、兵庫県日本海側、バイクで行ける近場の秩父。
②天孫降臨の<南九州>を巡る。
③いつかは廻ってみたい<四国八十八カ所巡り>。

(1月)東京都、熊本県、宮崎県、鹿児島県
(2月)福岡県、佐賀県、長崎県、徳島県
(3月)広島県
(4月)大阪府、兵庫県

■2022年は、良かった寺社を再訪しながら、日本各地(目標:47都道府県、実績:20都道府県)の寺社仏閣を廻ってみました(449寺社)。

東京都、三重県、岐阜県、愛知県、静岡県、山梨県、沖縄県、滋賀県、福岡県、長野県、
兵庫県、岩手県、埼玉県、長野県、北海道、富山県、青森県、福井県、佐賀県、山口県

■2021年は、寺院にも力を入れてみました(574寺社)。

①寺院は巡礼を中心に。西国三十三、江戸三十三、鎌倉三十三、秩父三十四、関東三十六、北関東三十六、関東八十八、東国花の寺百ヶ寺。
②神社は、引き続き延喜式内社、旧社格県社以上、総社、一国一社八幡宮、神社本庁の別表神社。
③関東なら鎌倉、やっぱり京都・奈良、チャンスがあれば憧れの熊野・四国・九州。

■2020年は、寺院も神社もよく分からないので、分かりやすそうな神社を中心に回り始めました(366寺社)。

①関東圏の延喜式内社 + 坂東三十三観音。
②関東以外に旅行に行くときは一之宮。
③チャンスがあれば、憧れの伊勢や出雲。

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