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げんくうじ|浄土宗寶海山

源空寺の編集履歴
2024年05月20日(月)
京都府 伏見桃山駅

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soo_cyan
2024年05月20日 22時46分

ご由緒

当寺はその昔、木幡の里(現今宇治市炭山)にあり、三井寺の碩徳公胤僧正の弟子忍空上人の草庵であった。忍空上人は深く法然上人の徳風を仰ぎ、特に浄土の教義を信じて専修念仏せられていた。
法然上人御年63歳の時、東大寺大仏殿再建落慶供養の御導師に下向せられた御帰途、上人をこの地にお迎えして人々に教化された。人々は法然上人とのお別れを惜しみ、御影を安置せんことを請う。その願いを感ぜられた上人は、かねて御書写の法門及び法語数通で持って「張貫きの御影像」を作ってこれを忍空上人に授与された。
慶長年間、江戸の幡随意上人は九州の異教徒教化の帰途、法然上人の影像を拝されたが、余りにも土地辺鄙なのを歎かれ、現今の地に移されんことを請われた。家康公もまた随喜の余り、桃山城内の一宇を寄進されここに長く念仏弘通の専門道場の基礎が確立された。よって寶海山法然院源空寺と呼び定められる由縁である

山号

寶海山

院号

法然院

創立

1195年(建久6年)

創始者/開山・開基

蓮乗房忍空上人

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