ごくらくじ(じゅうおうどう)
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極楽寺(十王堂)のお参りの記録(1回目)
投稿日:2025年01月14日(火)
参拝:2025年1月吉日
伏見妙見寺から本町通りへ出て北へ向かうと極楽寺さんのご住職が戻られたとこみたいだったので阿弥陀さん拝めますかとお声がけ。快諾していただけたのでお参り😊今年も阿弥陀さんとの御縁は健在かなぁと思いながらご本堂へ上がらせていただきました。本堂には六丈サイズの大きな仏様😲南無阿弥陀仏と拝んでいたら「そちらはお薬師さんなので内陣の裏に阿弥陀様はいらっしゃるのでどうぞ」と許可をいただけたので内陣へ。確かに大仏様は左手に薬壷もっておられました😅阿弥陀様お参り後、ご住職が出かけられるとのことでしたので由緒をいただき退出しました。御朱印はされてないとのこと。由緒を見てみるとまたまた驚きで阿弥陀様は藤原基経公の念持仏とのこと。極楽寺はもともと藤原基経が創建した真言律宗の寺院でしたが鎌倉末期、ときの住職良桂律師が日蓮宗の日像上人と寺を賭けた問答を行い律師が屈服して極楽寺は現在の日蓮宗寶塔寺となりました。その際、基経の念持仏であった阿弥陀如来の破損を恐れた僧が如来像を密かに持ち出し十王堂の辺りにお祀りしたのが始まりだそうです。ちなみに鑑真作とも行基作とも言われているなかなかトンデモな阿弥陀さんです😲そして阿弥陀さんの御前佛である薬師様。こちらは藤原忠平公(基経の子)が建立した法性寺の金堂に安置されていたものらしく春日仏師の作とのこと。何このラインナップ豪華すぎるんですけど🤩そして十王堂ですがこちらも法性寺の塔頭だったとのこと。この十王堂はこの地域が渇水に悩んでいた折、弘法大師がお通りになり、大師が杖で示した場所を掘ると水が湧き出したとのこと(よくある独鈷水伝承?)。大師が掘った井戸の土で十王像を造立すればご利益があると教示され、大師のお導き通り十王像を造り堂宇を建立したとのことです。ゆっくりお話伺いたいし十王堂見逃してるのでまた来よう🤗
すてき
投稿者のプロフィール
soo_cyan2646投稿
京都在住。京都の寺社仏閣を中心に終活兼ねて巡っております。御朱印・御首題は令和4年の正月からスタート。
洛陽、洛西三十三所観音霊場、京都十二薬師、京都通称寺の会、京都時宗道場巡り満願🤗
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