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法成寺跡ではいただけません
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しん
2024年12月15日(日)
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藤原道長により創建され、鎌倉末期には廃絶した法成寺の廃寺御朱印です🖌️
法成寺は寛仁4年(1020)に道長が創建した摂関期最大の寺院で、道長の自邸「土御門殿」の東に築かれました。その範囲は現在の荒神口通、寺町通、河原町通に囲まれる広大なもので、北端は廬山寺辺りとされます。
道長が臨終を迎えたのも法成寺・阿弥陀堂で、その豪華な伽藍は宇治平等院のモデルとなりました。
現在、法成寺跡を示すものは府立鴨沂高校北側の荒神口通にある石碑ぐらい。近年上京区東桜町の工事現場から見つかった礎石が、法成寺のものと推定されており、廬山寺北側の清浄華院に保管安置されています。
また推定される寺域内からは平安中〜後期の緑釉瓦が出土しており、法成寺金堂の屋根に葺かれていた緑釉瓦との関連も想像されます。
廃寺御朱印は京都市考古資料館(上京区元伊佐町、今出川通沿い)にて、数量限定300円です✨
荒神口通。右は鴨沂高校
小さな石碑が法成寺跡を示します
法成寺の推定範囲
清浄華院に安置されてる礎石
法成寺廃寺御朱印
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