ちょうとくいん
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楽しみ方長得院のお参りの記録(1回目)
地下鉄「今出川駅」下車徒歩5分。
臨済宗の総本山相国寺の境内にある塔頭寺院です。
相国寺15の塔頭寺のうち、境内の北西にあります。
室町時代の応永年間の創建。当初は「大幢院」と呼ばれていました。
足利5代将軍義量が亡くなった後に菩提寺となり、法号にちなんで「長得院」となりました。
8年前の京都冬の旅で特別公開され、襖絵と共に、板戸の水呑みの虎などが公開されました。
ただ、保存状態の関係で次回公開出来るかわからないとは当時の話でした。
今回、相国寺の2箇所の塔頭寺院を訪れた際に前を通ってのお参りです。
文化財の保護の観点から、難しいという話もチラホラとあります。




3段の段々になっており、広く奥行きを持たせるために錯覚が施されているそうです。

板戸は、長年の劣化により全く見えない状態でした。
文化財を守るのも一筋縄ではいかない現状があるようです。

すてき
みんなのコメント(2件)
四季水呑みの虎🐅 杉戸実物も娯楽になり、コピーも頂けて宝物ですね。
日本画も全くわからないながら、円山応挙の虎の特徴(猫っぽい)のと、臨済宗は虎の名画がたくさんありますね。(昨年1/26もありがとうございました。)
相国寺開山堂 入口に小さく白い仔犬のに釘付けになりましたが、『国宝朝顔朝顔狗子図杉戸』に似ていて、応挙の息子(弟子)の作品だったようです。
また、長得院 相国寺第十九世佛慧正續国師鄂隠和尚の、大内義弘公の請に応じて開かれた周防の瑞雲寺(臨済宗→曹洞宗)も印象に残るお寺さまでした。
いつもよいもの貴重なものを見せて頂きありがとうございます。🩷
四季さん
こんばんは。コメントありがとうございます。
今回、塔頭寺院としては初の2か寺(光源院・慈雲院)を訪れた際に気になっていたことがこの寺院です。
8年前の公開の際にも、文化財保護の難しさを話していました。
それでも説明の資料をいただいて、今では貴重な資料です。
普段公開をしない寺院は、初公開することに試行錯誤があるともおっしゃっていました。
ところで、寺院では「虎と龍」に関連するものが多いですね。
龍は水の象徴、虎は権利の象徴とも云われています。
寺院巡りしていると、様々な発見があって面白いものです。
とりわけ目立たない場所に装飾があったり、隠し絵があったりと遊び心もあったりとまだまだ奥深いものを感じています。
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