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摩利支天堂 禅居庵ではいただけません
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まりしてんどう ぜんきょあん

摩利支天堂 禅居庵のお参りの記録(1回目)
京都府祇園四条駅

投稿日:2024年01月12日(金)
#禅居庵

ご本尊という表現は見ないが、マリシ天を祀る。

#摩利支天

少ないが、マリシ天の原型をヴィシュヌに求める本がある。猪に乗るのはヴィシュヌの化身ヴァラーハの影響であると。
密教大辞典に、マリーチはクリシュナの別名とある。他では全く見ない記述だ。だが、ここ禅居庵の三面六臂の像はナラエン天と似なくもない。どちらも、向かって左の顔は猪だ。

密教大辞典によれば、覚禅鈔という書物にこんな話が載っているそうだ。ラゴというアシュラが太陽と月を捕まえようとしたが、マリシ天がラゴを幻惑させて日月を守ったと。
インド神話にも似た逸話がある。飲むと不老不死になれる薬をラーフというアスラが盗んだが、スーリヤとソーマがこれに気付き、ヴィシュヌに告げた。ヴィシュヌはラーフの首を落としたが、すでに妙薬を嘗めていたラーフは死なず、首だけで動いた。彼はスーリヤとソーマを恨み、以後2尊を付け狙った。ラーフが彼らを飲み込むのが日食と月食であると。
スーリヤ、ソーマは太陽と月の神。ラーフは天文学でいうノードのこと。これと太陽や月が重なると蝕が起こる。インドでは古くから占星術に用いられ、後に西洋占星術のドラゴンズヘッドとなった。ラゴはラーフの音写。
話の流れは異なるが、仮にマリシ天をヴィシュヌと解すれば、覚禅鈔とインド神話とで主要な役者が完全に一致する。
摩利支天堂 禅居庵の御朱印

すてき

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