じょうこくじ

果ての二十日寺

浄国寺は1560年（永禄3年）、信誉暁把上人により五條東洞院に開創されたが、1585年、豊臣秀吉の京都改造計画に現在の寺町に移転している。この地はかつて藤原良相(ふじわら-の-よしみ、813-867)の六条邸宅「崇親院」があった場所とされる。邸宅には蓮池があり、それに因み当寺は蓮池寺とも呼ばれた。山号の「蓮池山」もそれに因むという。
安土桃山～江戸時代、京の罪人は、市中を引き回された後、浄国寺で受戒し、末期の水を与えられて六条河原の処刑場へと連行されていた。このため、当寺は、「果(は)ての二十日寺」とも呼ばれていた。
　江戸時代中期の俳人・早川丈石の墓がある。

阿弥陀如来

阪急「京都河原町」駅徒歩８分
京阪「祇園四条」駅徒歩12分、「清水五条」駅徒歩15分

なし

蓮池山

無量寿院

1560年（永禄3年）

信誉暁把上人