629-2242

　遥拝所の鳥居の先のかなたに浮かぶ二つの島が冠島沓島です。室町時代の画僧雪舟は「天橋立図（国宝）」に本来ならばこの構図に入らない島を絵の右下に書き込んでいます。
　それは、この島が天橋立を含む若狭湾沿岸の住民から篤く崇敬され、神宿る特別な島であることを雪舟が知っていたと考えられています。
　冠島沓島は籠神社ご祭神の彦火明命と市杵嶋姫命が天降り夫婦となった神聖な島として古代から特別視されてきました。この地に宿る神様は海を行き交う船をお守りし、人々の暮らしが豊かになるよう見守っておられます。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　－神が宿る冠島沓島について-案内板より

丹後海陸交通ケーブルカー・リフト傘松駅徒歩すぐ