曹洞宗
正印寺のお参りの記録一覧
京都府北部~京都市内寺院巡りの2寺目は、先の松尾寺の西隣の宮津市に在る東光山 正印寺です。
曹洞宗で、本尊は聖観音菩薩。
こちらには市指定文化財の薬師如来坐像(秘仏)が祀られており、年に1回、4月に開帳されます。
今回、平日に休みを取ってこちら方面に来たのは4月8日開帳される仏像を拝観するためです。
延宝年間(1673~1680年)に宮津藩主の永井尚長の家老が、住僧である本哲を助け、宇治の興聖寺の梅峰禅師を開山として中興したとの事であり、それ以前の事はわかっていない。この宮村の奥に薬師堂という地名が残っている事、山号の東光山は東方瑠璃光如来薬師仏から取られていると考えられる事、また、薬師如来の垂迹(すいじゃく)と信じられた牛頭天王を祀る祇園社(八坂神社)が現在も近くにあり、この地にあった薬師信仰の別寺から移されたものではないかという推察もあります。
コロナ禍の下ですので開帳があるか事前に確認のTELを入れてから伺いました。
寺院の前の道路を挟んで15台位停めれる駐車場があります。
少しの石段を上がると境内です。正面に本堂、右側に鐘楼と庫裏、左側に薬師堂。
先ず本堂で手を合わせていたら、ご住職の奥様(と思います)から「お薬師さんを観て行って下さい。」と催促があり、早速薬師堂へ。堂内には近所のご年配のご婦人が6名程椅子に座って談笑されていましてとても微笑ましい。堂内に入らせて頂き手を合わせたらレジ袋を渡されて「お下がりですけど持って帰ってね。」と。こちらはお賽銭程度なのに申訳ない気持ちに。それからじっくり薬師如来を拝観させて頂きました。高さ約85cmで一木造、平安時代の10世紀頃の作とみられています。堂々とした量感で優しいお顔です。
拝観させて頂いたあとに境内の満開の桜を見ていたらご住職がいらっしゃって少しお話させて頂きました。てっきり4月8日に開帳と思っていたら、今年はコロナ禍のため祭りが中止となり4月8日に開帳したが、例年だと4月上旬の土曜・日曜に祭りがあり、その祭りの日に合わせて開帳するとの事でした。興味がある方は事前に確認されてからがう伺うのがよいと思います。
次の寺院へ向かっている途中に御朱印を頂くのを忘れた事に気付きました。(トホホ)
本堂
鐘楼
薬師堂
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