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ほつみさきじ|真言宗豊山派室戸山(むろとざん)

最御崎寺の編集履歴
2020年07月08日(水)
高知県 奈半利駅

さささんのプロフィール画像
ささ
2020年07月08日 20時14分

緯度

33.24903349229695

編集前:33.249128264026425

経度

134.1758038583185

編集前:134.17587560740964

通称

東寺(ひがしでら)

ご由緒

「修行の道場」とされる土佐最初の霊場。太平洋の白い波涛が吠えたてる室戸岬の突端にある。黒潮のしぶきにあらわれて鋭角になった黒い岩礁。そのすさまじい響き、空と海が一体となり襲いかかる洞窟の樹下で、藤衣を被って風雨を凌ぎ、虚空蔵求聞持法の修法に励む青年・空海がいた。延暦11年(792)、弘法大師19歳のころとされている。この詳細は、大師が24歳のときの撰述『三教指帰』に次のように記されている。
「…土州室戸崎に勤念す 谷響きを惜しまず 明星来影す 心に感ずるときは明星口に入り 虚空蔵光明照らし来たりて 菩薩の威を顕し 仏法の無二を現す…」
大同2年、唐から帰朝した翌年に大師は、勅命をうけてふたたび室戸岬を訪ねている。虚空蔵求聞持法を成就したこの地に、本尊とする虚空蔵菩薩像を彫造して本堂を建立、創した。嵯峨天皇をはじめ歴代天皇の尊信が厚く、また、足利幕府の時代には土佐の安国寺となり、戦国・江戸時代には武将、藩主などの寄進により、寺運は隆盛した。
当時は、真言密教の道場とされ女人禁制の寺であった。往時、女性の遍路は遙か室戸岬の先端から拝んだといわれるが、明治5年に解禁されている。室戸岬では東西に対峙している二十六番・金剛頂寺が「西寺」と呼ばれ、最御崎寺は「東寺」とも呼ばれており、納経帳等の寺名には東寺と記されている。南国情緒を味わう室戸阿南国定公園の中心にあり、大師が悟りの起源の地でもある。

アクセス

高知東部交通 「室戸岬」下車 (0.9km)
23【薬王寺】より
(自家用車)約2時間 約75km
(徒歩)約20時間 約83.5km
25【津照寺】より
(自家用車)約15分 約6km
(徒歩)約1時間40分 約7km

駐車場

普通37台(無料)、最御崎寺遍路センター前(普通200円)

編集前:あり(普通車37台、マイクロバス9台)

トイレ

仁王門の外

山号

室戸山(むろとざん)

院号

明星院(みょうじょういん)

巡礼

四国八十八箇所第24番

編集前:四国八十八箇所霊場第24番札所

行事

1月13日 初祭り

文化財

石造如意輪観音半跏像、木造薬師如来坐像、木造月光菩薩立像、漆塗台盤 2基(重要文化財)
虚空蔵菩薩坐像懸仏(県保護有形文化財)

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