さんがんろくそくいなりしゃ
三眼六足稲荷社の編集履歴
緯度
35.44640060125259
編集前:35.44642109675625
経度
139.3755600950718
編集前:139.37553064113922
ふりがな
さんがんろくそくいなりしゃ
住所
海老名市河原口2丁目4−14
編集前:海老名市河原口2-4
ご由緒
「安養院鎭守三眼六足稻荷社縁起」碑
謹んで茲に相模國海老名郷河原口安養院鎮守稲荷明神は其の起源を尋ぬるに極めて古く、平安の頃から相模二十三座の式内社として 有鹿岡に鎮座し、延喜式内有鹿神社の霊域で、其舊蹟は今も尚當院境内に一堆の浄域を存す。
往昔この岡に年久しく棲み馴れし白狐あり。常に郷中の田園を守護し、時に姿を農夫に化身し諸所の障害を驅除し數々の竒特を具現せり。
里民その神變不可思議を神使と感得し 畏敬の念を岡邊に集ひて祠を建て稻荷明神と奉祀した。これが当社の草創でありこの故事を里人の口碑と共に相模國風土記残本に 明文を傳う。
有鹿岡有社之南出怪嚴常有數尾之白狐土貢逢
蝗蟹之災之時白狐變田夫除其災如神禮立俗崇之如神
鎌倉時代、地頭海老名尾張守李貞深く信仰し、累代守護所と崇め三貫六百文の神田を捧げ加て祭祀を厚くす。降って寛永年間格雲守存 大和尚當院開山に念し右稲荷明神を境内鎮守と仰ぎ即ち稲荷山安養院と號す。其後文化十年山城國紀伊郡稻荷本宮より分霊を奉載し社格を正一位に進め奉る。
正一位稻荷大明神安鎮事
右於本宮雖爲奥秘因懇望式外神複修行奉勧遷大明神於其清地 相州高座郡河原口村安養院鎮守
斎場○祭祀莫怠於尊信者 豊饒萬福可有守護者仍如件
城州紀伊縣
稻荷本宮祠官
文化十年初春吉辰 從四位○総鎮守奉○親寔
印 印
依て新たに今の社地を卜し寶殿の規模を改め恭しく遷宮を遂げ、爾来毎歳二月初午の祭祀を盛大にし家内安全五穀豊饒所願成就、商賣繁昌交通安全の祈檮を嚴修し奉り護符を拝受し、近来社頭弥栄へ霊験また日々新たにして、檀信徒と共に誠に随喜景仰に堪えぬ 次第なり。
安養三十一世 壽山德翁敬白
ご祭神/ご本尊
有鹿明神の神使(白狐)
アクセス
小田急線またはJR相模線「厚木駅」下車 徒歩7分
駐車場
安養院の駐車場を利用できます。
トイレ
安養院のトイレを利用できます。