あきばさんしゃくぼうだいごんげん
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秋葉三尺坊大権現の編集履歴
2023年03月25日 21時50分
ご由緒
三尺坊は、秋葉寺の本尊聖観音菩薩とともに祀られ、遠江天狗の総帥であるともいわれる神仏習合の神。
信濃の戸隠村に生まれ、天応2年(782)の4歳の時には既に、越後蔵王権現に修行に出かけた修験者であるという。
10歳の時、いったん戸隠の父親の元に帰り、26歳の時には大阿闍梨となって、蔵王権現堂の第一の坊「三尺坊」を務め、さらなる修行を積んだ。
27歳の時、一切衆生を願って十二誓願を発し不動三昧の秘法を修した。
この護摩修行が満行をむかえた21日目の暁、三尺坊の体は烏形両翼の羽が生え、羂索を持つ迦楼羅に変身したのだという。この修行の際、立てた12の誓願とは以下の通り。
【十二誓願】
一、自他出火の難 二、弓箭鉄火の難
三、無実繋累の難 四、内外病疾の難
五、受怨呪岨の難 六、女人分娩の難
七、電雷風水の難 八、刀杖迫害の難
九、毒薬害身の難 十、毒蛇悪獣の難
十一、訴訟係諍の難 十二、貪瞋痴疑の難
そして、信者には次の呪文を7回繰り返す時に、一切の迷いが消滅して宿願達せられると説法した。
「唵毘羅毘羅乾毘羅乾能裟婆訶」(オンピラピラケンピラケンノソワカ)
この呪文を真言といい、梵語で言うところのマントラである。
マンは思想の意味を表し、トラは護るという言葉。即ち思想を護衛する言葉であり、邪をはらい、遠のけてしまう神聖なる言葉なのである。
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ご祭神/ご本尊
秋葉三尺坊大権現
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