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あわいじんじゃ

粟井神社の編集履歴
2023年02月26日(日)
香川県 観音寺駅

神祇伯さんのプロフィール画像
神祇伯
2023年02月26日 21時16分

ご由緒

 上古、讃岐は西讃を中心として讃岐忌部の氏族が開墾殖民の業に努力した土地であります。従ってこの忌部氏は自分たちの祖神である天太玉命を氏神として齋き祀り、同胞的精神を呼び起こして一致団結をはかりました。忌部氏の精神生活の目標になったものは、西讃の南隅に鎮座まします粟井の御社でありました。
この神社は、古くは刈田大明神とも称え奉り、刈田一郡を以て神供料に当て奉りましたので、郡名を神田郡といったとも言われています。後の豊田郡がそれで如何に御神威の宏大であったかを察することが出来ます。
社伝によれば、忌部氏の天日鷲命より三十一代目の武持の二男久名という人が本社を奉遷したとありますが、年代は上古とのみで詳かではありません。
古くは現在の鎮座地より南方約六百米位の処に祀られていましたが、天火にかかりて今の処に遷座せられたと語り伝えられています。
古記録で明らかなものをたどれば、『延喜式神名帳』に、「讃岐国刈田郡粟井神 名神大。」とあり、『続日本後紀』に「承和九年十一月乙卯 讃岐国粟井神名神に預る。」とあり、讃岐延喜式内二十四社の一社であり、特に神名・大社として崇められました。この神名とは国家の重大事が起きた時、国家の安泰を祈るため国が奉幣して臨時の祭祀を行なうわけですが、この臨時際に預る神のことであります。『延喜臨時祭式』の名神祭二百八十五座の内に、「粟井神社一座 讃岐国」と載せられて、讃岐には事実名神祭に預らせ給いしは粟井神社一社のみであります。
『三代実録』に「貞観六年冬十月十五日戊辰 讃岐国正六位上粟井神 従五位下を授く。」とあり、『讃岐官社考証』に「永徳元年には正三位に昇り給う。」と書かれています。このように、御神徳いや高く万民に尊崇されていたことがよくわかります。
明治十二年に県社に列せられ、明治四十年三月二十二日、神饌幣帛料供進神社に指定せられました。

編集前: 上古、讃岐は西讃を中心として讃岐忌部の氏族が開墾殖民の業に努力した土地であります。従ってこの忌部氏は自分たちの祖神である天太玉命を氏神として齋き祀り、同胞的精神を呼び起こして一致団結をはかりました。忌部氏の精神生活の目標になったものは、西讃の南隅に鎮座まします粟井の御社でありました。
この神社は、古くは刈田大明神とも称え奉り、刈田一郡を以て神供料に当て奉りましたので、郡名を神田郡といったとも言われています。後の豊田郡がそれで如何に御神威の宏大であったかを察することが出来ます。
社伝によれば、忌部氏の天日鷲命より三十一代目の武持の二男久名という人が本社を奉遷したとありますが、年代は上古とのみで詳かではありません。
古くは現在の鎮座地より南方約六百米位の処に祀られていましたが、天火にかかりて今の処に遷座せられたと語り伝えられています。
古記録で明らかなものをたどれば、『延喜式神名帳』に、「讃岐国刈田郡粟井神 名神大。」とあり、『続日本後紀』に「承和九年十一月乙卯 讃岐国粟井神名神に預る。」とあり、讃岐延喜式内二十四社の一社であり、特に神名・大社として崇められました。この神名とは国家の重大事が起きた時、国家の安泰を祈るため国が奉幣して臨時の祭祀を行なうわけですが、この臨時際に預る神のことであります。『延喜臨時祭式』の名神祭二百八十五座の内に、「粟井神社一座 讃岐国」と載せられて、讃岐には事実名神祭に預らせ給いしは粟井神社一社のみであります。
『三代実録』に「貞観六年冬十月十五日戊辰 讃岐国正六位上粟井神 従五位下を授く。」とあり、『讃岐官社考証』に「永徳元年には正三位に昇り給う。」と書かれています。このように、御神徳いや高く万民に尊崇されていたことがよくわかります。
明治十二年に県社に列せられ、明治四十年三月二十二日、神饌幣帛料供進神社に指定せられました。

ご祭神/ご本尊

《主祭神》
天太玉命(アメノフトダマノミコト)
《配祀神》
天照皇大神(アマテラススメオオカミ)
月読命(ツクヨミノミコト)
保食命(ウケモチノミコト)

編集前:《主祭神》
天太玉命(アメノフトダマノミコト)
《配祀神》
天照皇大神(アマテラススメオオカミ)
月読命(ツクヨミノミコト)
保食命(ウケモチノミコト)

見所

<h3>讃岐のあじさいの宮</h3>
香川にある三社の名神大社のうち、西讃地域に鎮座する古い神社です。
6月の梅雨の時期には境内のあじさいの花がたくさん咲き、地元では「あじさいの宮」として有名で開花の季節に合わせて「あじさい祭」が行われています。

編集前:<h3>讃岐のあじさいの宮</h3>
香川にある三社の名神大社のうち、西讃地域に鎮座する古い神社です。
6月の梅雨の時期には境内のあじさいの花がたくさん咲き、地元では「あじさいの宮」として有名で開花の季節に合わせて「あじさい祭」が行われています。

行事

3月23日(百手神事)
10月23日(例祭)
6月第3日曜日(あじさい祭り)

編集前:3月23日(百手神事)
10月23日(例祭)
6月第3日曜日(あじさい祭り)

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