伏石神社

香川県 三条（高松）駅

370年程前、慶長6年8月のある晩この村の郷士寺島弥兵衛吉長は家から南西約300mの林の中からあやしい光が出ているのを見つけた。あくる晩もまた次の晩もその光が見えるので不審に思った吉長はその正体を見届けようと家来を連れて林にわけ入った。光は林の中程にある大きな石から出ていた。その石は約3m四方、高さ約1mの伏したような形で、地面に埋まっている部分はどれくらいか想像もつかない大石であった。
この石に祈ると、立石(伏石から東へ300m)、流石(松縄町)、鱗石(屋島の浦生の海底)があり、この4つの神石を祀るようにとのお告げがあった。
吉長はおそれ多く思い伏石、立石、流石に社を建て祀ることにした。

手水舎

安政の狛犬さん

拝殿
令和3年に竣工✨
もとはこんな色なんですね💡

鳳凰、獅子に牡丹
龍ではなく鯉になっています
鹿の井出水に泳ぐ鯉を思い出します🎏

御本殿

末社
春日神社
八坂神社
多賀神社

鹿が群生していたとあります
不思議な翁が鹿に姿を変え、湧き水の在り処を教えた伝説のある居石神社へと繫がるのでした…🦌👴

鶴亀石

撫でると健康長寿のご利益があるとか
いっぱい撫でられて亀の頭はツルッツルでした

元々鶴亀石は寺島家の鬼門・裏鬼門を護っていました　
亀石が伏石神社に寄進されることになり、鶴石は顕彰碑の柱石にされることに
そして昭和57年、55 年ぶりにこちらの境内で鶴亀揃うこととなったのでした

御神木

鳩などの鳥達が集まってきていました