くてひこじんじゃ
久氐比古神社のお参りの記録一覧
能登国能登郡の式内社です。大己貴命さまが小さな神様と出会った時、その神様の名前を「少彦名命」であると教えた久延比古神さまを祀ります。久延比古神さまはカカシの神様で大地に立って全ての物事を知っているとされ、神社によっては知識=学問の神様として崇敬されています。
《社号碑と灯籠》
《両側のカカシ》
手作り感のあるカカシですね。
《鳥居》
カカシが点在しています。というかカカシを神格化した神話なんて日本くらいなものじゃないでしょうか。
《由緒書き》
記紀にに直接「案山子」と出てくるわけではなく「山田の曽富騰(そほど)」と呼ばれています。また歩けないが天下の全てを知る神というところからカカシであると推測されました。
《獅子狛犬像》
《表参道》
《社務所》
普段は無人のようです。駐車スペースがあり、普通車レベルならどうにか鳥居を通ってあがることができます。
《カカシB》
《手水舎》
水は流れていませんでした。
《由緒書きのQRコード》
画像の御朱印を受けることができますが、兼務社である天日陰比咩神社さんで御朱印は戴けます。
《本殿》🙏
👁チェックポイント‼️
大己貴命さまと少彦名命さまの邂逅の段でしか出てこない方であり、式内社でも祀っている神社が当社しかありません。それ以外では奈良の大神神社の摂社である久延彦神社があり、そちらで学問の神様として崇敬されています。
《本殿》
当社では春祭りとして「オケラ餅神事」というものが行われており、「オケラ」というキク科の植物の漢方薬を混ぜて作った餅をお供えします。
《十字路の社号碑》
県道244号線の交差点にあり、入口の目印として分かりやすくなっています。
#久氐比古神社
主祭神はクエビコの神、アメノマヒトツの神。ご祭神は他にホムスビの神。
#久延毘古神
古事記では久延毘古。
僕がクエビコの神に初めて参拝したのは、大神神社(奈良県桜井市)の境内に鎮座する久延彦神社。あちらでは、知恵の神様で受験合格のご神徳があるとしていた。
その時点で僕はすでに古事記を読んでいたが、クエビコの神のことはまだ覚えていなかった。その場でスマホで調べたところ、カカシであると。オズの魔法使いのキャラクターでも祀っているのかと、その時は思った、本当に。
後日、改めて古事記を見てみると、ちゃんと書いてあった。とつぜん現れたスクナヒコナの神の素性を誰も知らず、オオクニヌシの神が困惑していたところ、彼の名前と、彼がカミムスビの神の御子であることをクエビコだけが知っていて、オオクニヌシの神に教えたとある。
久氐比古神社と大神神社の他に、僕がクエビコの神を拝むことができたのは、大津大神宮(滋賀県大津市)と、田村神社(香川県高松市)境内の祠のみ。合わせてたった4か所だが、ゼロではない。
ところで古事記によると、クエビコがスクナヒコナの神の情報を持っている、ということを知っていたのは、ヒキガエルのタニグク。個人的に、スクナヒコナの神の件についての功績はクエビコの神と同等だと思うのだが、彼を祀る神社は僕の知る限り皆無だ。
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