かもじんじゃ
賀茂神社のお参りの記録一覧
加賀国加賀郡の式内社です。奈良時代に京都の賀茂神社から北陸鎮守のために遷座され、第五十代平城天皇さまの勅願所として隆盛します。その後も越前国から加賀国が独立したときも、能登・越中国へ向かう道行きの神様として崇敬されていました。
《鳥居と社号碑》
左手に広い駐車場を持っています。
《表参道》
砂利道に灯籠が並んでいます。
《由緒書き》
基本的には上記で述べた通りなのですが、一つ興味深い記述が。
創建について「京都の中賀茂の宮を北陸道の総鎮守として…」そして"勧請"ではなく"遷座"と書かれてあります。皆さんご存知の通り京都には上賀茂神社・下鴨神社しかありません。継体天皇十四年(520年)のときには3社目の賀茂神社があったのでしょうか…?
ちなみにいらっしゃった神主さんに聞いてみたのですが、若い方で宮司(当時留守)しか分からないとのこと。少し残念でしたが「また勉強しておきます!」と前向きな返答をいただきました👏
《平城天皇勅願所の碑》
平城天皇さまは桓武天皇さまの次代にあたりますが、病弱であったため3年で譲位してしまいます。平安京に移ってあまり経っていない時期ですし、その前から山城国の大社だった上下賀茂両社に並ぶ大社としてこの神社を見ていたのかもしれません。
《手水舎》
柄杓はなく、近づいたら水が出ます。
《拝殿》🙏
とても広々として綺麗です。
《拝殿内部》
奥の鴨居に「大宮」と書かれた亀の甲羅があります。
《祝詞殿》
御朱印を戴いたあとお酒を奉納したところ、神主さんの計らいで本殿前でお参りさせていただきました。その際にいくつか解説をいただきまして、祝詞殿と本殿は平成10年(1998年)に修繕されたそうです。20年経ってるとは思えないくらい綺麗でした。
《祝詞殿天井の龍の絵》
👁チェックポイント‼️
この龍の絵は修繕時に奉納され、本来であれば本殿前に置かれる予定でしたがシンメトリーを守るために天井に埋め込まれる形で設置されました。お寺だと天井に龍の絵はたまに見ますが、神社だとここが初めてです。
また、龍の指が5本で描かれているのですが、5本指の龍は高い身分の方への象徴として描かれるんだそうです。
《社務所》
昇段参拝後に予約していた初宮祈願の方が来られて忙しく神社を後にしましたが、神主さんのこの上ないおもてなし、感動いたしました。ありがとうございます😭
石川県のおすすめ🎌
最新の限定御朱印情報が届く!
御朱印メルマガを受け取ろう
利用開始をもって利用規約・プライバシーポリシーに
同意したものとみなします。
ホトカミで困ったこと、不具合のご報告はこちらから
お問い合わせ
10
0