ぬづちじんじゃ
野蛟神社石川県 東金沢駅
参拝自由
加賀国加賀郡の式内社です。今から1300年前にこの地域で疫病が流行り、現れた1人の老人の導きによって鎮めることができたという伝承があり、その老人=野槌神さまを祀る神社とされています。まさしく今こそコロナを鎮めていただきたくお参りしてきました🙏
《鳥居と社号碑》
心なしか横に広い鳥居です。
《手水舎》
柄杓は撤去されてました。
《境内》
住宅地の中にあるので鎮守の杜は少ないですが、静かな良いお宮です。
《獅子狛犬像》
珍しく両方とも伏せの姿勢ですね。これは何かに畏まっているのか、それとも何かに怯えているのか…?
《拝殿》🙏
👁チェックポイント‼️
この神社は先ほどの疫病を鎮めた白いご老人が自分を祀るよう言い残して去っていたあと、村人たちがその言いつけの通り建てたお宮とされています。
また、古事記でも「野槌」は現れますが、こちらでは草の神である鹿矢野比売命(草野比売命)さまの別名とされており、全く別物の伝承となっています。
そしてこの方を祀る野間神社が近所にあります。なんか関係がありそうですよね。
《扁額》
"野"に"蛟(みずち)"と書かれており、龍のような蛇に乗って去っていたとされています。
ちなみに同じ郡の式内社に野"蚊"神社があります。これもなにか関係ありそう…
《大鼓》
お祭りに使われてるんでしょうか?
《芭蕉歌碑》
石川県にはたまに芭蕉の歌碑が残されています。
《御神木》
名称 | 野蛟神社 |
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読み方 | ぬづちじんじゃ |
参拝時間 | 参拝自由 |
参拝にかかる時間 | 約5分 |
参拝料 | なし |
トイレ | なし |
電話番号 | 076-252-2381(松尾神社) お問い合わせの際は「ホトカミを見た」とお伝えいただければ幸いです。 |
ご祭神 | 高皇産霊神
神皇産霊神 猿田彦神 事代主命 野椎神 |
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創建時代 | 天平四年(732年) |
ご由緒 | 今を去る、約1,300年前の天平4年(旧暦3月3日)に創建と伝わる古社の一社です。当時神谷内を中心に付近一帯に疫病が流行し、毎日のように住民が病に倒れ、亡くなる人も大勢いたそうです。そうした時に、白髪の老人が現れ『自分の言う通りに従えば、衆人一切を救ってしんぜよう。』と言うので、住民は老人の教えの通りに行ったところ、不思議にも病気が治ってしまったそうです。そこで、老人は『吾は、ヌヅチの神である、以後祭祀(さいし)(イツキマツルこと)せよ。』と言い残し、手に持つ杖を地面に突き刺すと、空がにわかに曇ると同時にアマレリ《龍のことか?》が現れ、老人を乗せ天上雲間に消え去ったそうです。そこで住民はその地に神社を創建して、祀(まつ)ったのが、野蛟神社の起こりであると伝えられている。後に、聖武天皇(天平8年)全国的に痘瘡がはやり、当社に祈願して、これをくい止めることができ、それより朝廷からの勅使の参拝があり、以降に痘瘡が流行する毎にご加護があったそうです。その後、社頭は老廃し、幾多の変遷を経て現在の地に移る。神仏混淆の時代毘沙門(多聞天)と称したので、付近の小川を毘沙門川と言ったそうです。[石川県神社庁 野蛟神社ページより抜粋] |
体験 | 祭り伝説 |
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