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つばきやまいなりじんじゃ

椿山稲荷神社の編集履歴
2024年02月19日(月)
茨城県 石岡駅

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くし
2024年02月19日 23時40分

ふりがな

つばきやまいなりじんじゃ

ご由緒

永禄2(1559)年,常陸大掾氏の族である竹原城主・竹原四郎義国によって,城の鬼門の方角の椿山に守護神として奉斎されたのが始まり。
はじめは現在の竹原小学校の北にあったが,昭和47年に道路を挟んだ少し西の現座地に遷座。
義国が戦で危機に瀕した時に神霊が白狐に姿を変え主君を護ったとも云われている。
また当社に伝わる風習として、病気に罹った人々は蕎麦を断ち、椿の木を奉納し境内に植えると病気が治るという。
逆に境内の椿の葉や実を摘むと神罰が下るとも云われている。

【境内社 道鏡様】
奈良時代の高僧である道鏡禅師は、法王にまで上がった偉い坊さんでした。
ところが、時の権力者からねたまれ、悪僧とされました。
そして下野国の薬師寺に左遷されました。
そのことを知った竹原の人々は、道鏡さんをお呼びしてここに住んでもらうことにしました。
それは、竹原の人々が都で訴訟事をしたとき、道鏡禅師の計らいで事がうまく済んだので、その御恩返しのつもりでした。
以来、道鏡様と慕われ、特に安産や商売繁盛の神様として周辺から参拝客が絶えなかったとのことです。
なお、国道6号線を挟み反対側に孝謙天皇宮があります。
(神社案内板より 一部割愛)
神社裏手の窪地は「小便沢(いばさわ)」と呼ばれ、道鏡の小便(いばり)が流れた跡だという伝説も伝わる。

ご祭神/ご本尊

《主》倉稲魂命
《境内社》道鏡様(道鏡法王祠)・祭神不明の境内社二社
《堂宇》竹原観音
《石神・石仏》道祖神・馬頭観音?

見所

竹原城の鬼門守護として建てられた稲荷神社。
社名の通り、椿に纏わる祈願とタブーの伝承が伝わる。
また、弓削道鏡を祀ったという、不思議な伝承に因む境内社がある。

創立

永禄2(1559年)

創始者/開山・開基

竹原四郎義国

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