木舟山 順教寺の日常(33回目)|広島県志和口駅
皆さんは、お月見をされましたでしょうか?
毎年、当寺院でも15夜にお月見をしています。
当寺院には、客殿(きゃくでん)という法事等でお参りに来られた方が食事をする際に使用する建物があります。
その客殿で、毎年、お月見をしています。
今年の15夜は、8年ぶりに満月の日付と一致したこともあり見ごたえのあるお月様でした。
すてき
みんなのコメント(2件)
熊谷 兼高さま
「つきかげの いたらぬさとは なけれども ながむるひとの こころにぞすむ」
3枚の写真、いいですね。法然上人のご詠句が、ふと口をつきました。
以前、真宗さん発行の雑誌に、
~報恩講を終えて門徒さんが帰路につく際、まさにこのご詠句のような月かげが門徒さんたちの足元を照らしてくれていた、云々~
というお話が載っていました。
阿弥陀さまの教えたる無量光は、門徒さんたちだけでなく、実は信仰のない一般衆生をも絶え間なく照らしてくれている、ということに掛けてのお話だと理解したのですが。
それにしてもお寺さんが、このような極めつけ(言い過ぎですかね?)の一枚たちをアップしてくださると、ご詠句がより身近になりますね。
わたしは昨日の出勤時・帰宅時にスマホで撮影チャレンジしたのですが、失敗でした。
やはり己が目でしっかり見て、それをこころに焼き付ける、いにしえの方々がずっとやってきた方法が、一番なのでしょうね。
それは、どんなハイテクにも負けることはないのでしょう。
若干の残暑下、中秋の名月、大人もわらべも楽しいそう。
今週はふすまを閉めずに寝ます!
ホント、いい写真、ありがとうございました。
追伸~わたくし事ですが、娘たちが通った幼稚園は、月影幼稚園 と申しまして、こちらを選択したのはわたくしで、しかもその理由は、法然上人のご詠句から幼稚園名がつけられた、という一点があったからです。
園のおとなりが浄土宗のお寺さんで、ときどきご住職から法話をいただいておりました。
親のわたしも子らに便乗して、勉強させていただいてました。
弘法様、コメントありがとうございます。
写真も、褒めていただきありがとうございます。今回の十五夜のお月様は特にキレイだったので伝わるように撮れて良かったです。
ただ、弘法様のおっしゃる通り実物が一番だと思います。
僭越ですが、しっかりと自分の目で見て心に収める事が最も良い十五夜の楽しみ方のような気がします。
さて、法然上人のご詠句の事を弘法様に教えていただくまで知りませんでした。勉強不足で、すいません。
素晴らしい句ですね。確かに月の光は、我々をいつも優しく照らしてくれていますよね。特に、月夜に散歩をする時にそのように感じます。阿弥陀様の慈悲の心を月影になぞらえている所が、風情があるなと感じました。
弘法様のお子さんが通われていた幼稚園、月影幼稚園というんですね。その幼稚園の名前を考えられた住職様のセンスは素晴らしいですね。その幼稚園に通われるお子さんも健やかに慈悲深く成長されそうですよね。
きっと、その住職様の法話も分かりやすく心にしみる温かいものだったんでしょうね。
貴重なコメントをありがとうございました。
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