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ぶつもくじ|真言宗御室派一カ山(いっかざん)

佛木寺の編集履歴
2020年07月05日(日)
愛媛県 伊予宮野下駅

さささんのプロフィール画像
ささ
2020年07月05日 11時12分

緯度

33.31031782272695

編集前:33.3105756

経度

132.58190350251618

編集前:132.5815119

ふりがな

ぶつもくじ

ご由緒

牛の背に乗った弘法大師の伝説が語り継がれる仏木寺には、境内に家畜堂という小さなお堂がある。ミニチュアの牛や馬の草鞋をはじめ、牛馬の陶磁器、扁額などがところ狭しと奉納されている。近隣の農家では、田植えが終わったころに参拝に行き、牛馬の守護札を受けて帰り、畜舎の柱に貼っていた。往時は農耕をともにした家畜たちの安全を祈願していたが、最近ではペットなども含めて動物一般の霊を供養したり、また、闘牛の飼育者の間にも信仰が広がっているという。
大同2年のころ、弘法大師はこの地で牛を引く老人と出会った。誘われるまま牛の背に乗って歩むと、楠の大樹の梢に一つの宝珠がかかって、光を放っているのを目にした。よく見ると、これは大師が唐から帰朝するときに、有縁の地が選ばれるようにと、三鈷とともに東方に向かって投げた宝珠であった。大師は、この地こそ霊地であると感得、堂宇の建立を決心した。大師は自ら楠で大日如来像を彫造、眉間に宝珠を埋めて白毫とした。これを本尊として安置し、「一カ山仏木寺」と名づけ、草字体で書写した『般若心経』と『華厳経』一巻を奉納されたと伝えられる。
その後、寺は牛馬安全の守り仏、大日さまとして信仰をあつめ、鎌倉時代には宇和島領主・西園寺家の祈祷、菩提寺となるなど隆盛を誇った。戦国時代には戦乱に災いされるなど、苦難の道を余儀なくされたが、再建に励んで面目を一新し、活気に満ちている。

ご祭神/ご本尊

大日如来

編集前:金剛界大日如来

アクセス

宇和島バス 「仏木寺」下車 (0.1km)
41【龍光寺】より
(自家用車)約8分 約4km
(徒歩)約50分 約3km
43【明石寺】より
(自家用車)約30分 約16km
(徒歩)約4時間 約11km

参拝時間

7:00~17:00

駐車場

仁王門手前左側 30台、大型5台(無料)

御朱印

あり

トイレ

納経所の先

山号

一カ山(いっかざん)

院号

毘盧舎那院(びるしゃないん)

創立

大同2年(807)

創始者/開山・開基

弘法大師

巡礼

四国八十八箇所第42番
南予七福神霊場第4番(大黒天)

行事

1月1日 修正会
2月3日 星まつり
4月19日 大日如来御縁日
5月5日 花まつり
7月丑の日 きうり封じ祈祷会

文化財

木造大日如来坐像、木造弘法大師坐像(愛媛県指定有形文化財)
佛木寺文書(宇和島市指定有形文化財)

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