さくらかぶいなり
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楽しみ方櫻株稲荷神社(水戸屋稲荷)のお参りの記録一覧

柏神社参拝後、こちらにもお参り。柏神社裏手、旧水戸街道から少し入った焼き肉屋さんの隣にあります。別名水戸屋稲荷神社。小ぢんまりながらよく掃除されていて、地元の人たちに大切にされている事が分かります。鳥居をくぐってすぐ左手にある「かえる」の像が可愛らしく、気に入っています。

大鳥居。隣の黄色い建物が目立つ。

可愛らしい親子がえるの石像。由来は不明。


お稲荷様

拝殿

【またまた千葉県編 ❷】
柏神社様から徒歩2分くらい。初参拝です😊
長〜くなりますが、柏昔ばなしに櫻株稲荷神社様が載っています。お話のいちぶを載せました👇️
参勤交代の休けい所として知られている柏があります。その入口には桜の大木が二本ありました。一本はもう大きな切り株になってしまいましたが、残りの一本は春になると、もも色の花が一面に咲きほこり、言葉では言いつくせないほど、美しいながめでした。その下で人々は旅のつかれをいやしていました。
水戸の殿様(徳川(水戸)斉昭公)もこの茶店をひいきにして、参勤交代の時は必ず、お休み所として利用し、殿様をはじめ多くの家来が、ここで昼食をとるならわしになっていました。
ある日のこと、水戸の殿様が桜ふぶきの中で、おべんとうを食べておりますと、じっと自分の方を見つめている生きものに気がついて、はっとしました。この家の犬かなと思ってよく見ると、犬ではなくそれは、年老いた野ぎつねでした。殿様は、とっさにいたずら心を起こし、このきつねをからかってみようと思いつきました。
そこで、食べ終わったべんとう箱を横において、きつねに向かって「これこれ。」と手招きをしました。
すると、どうでしょう。きつねは、こわがる様子もなく殿様をじっと見ながら進み出ました。
殿様は「これ、野ぎつねや、その方、能があるか?もし能があるのなら鳴いてみてはどうじゃ。」といいました。
老ぎつねは、ちょっと考えるように小首を傾けていましたが、さっと顔をあげると「コン•コン•コン。」と鳴いてみせました。
「おうー、みごとじゃ。ほめてとらすぞ。ハッ•ハッ•ハッ。」と大声で笑い出しましたので、おつきの者がびっくりして「殿、何か、ござりましたか。」とすすみ出ました。
「見てみい、野ぎつねめが、余のいうことを聞いて、鳴きおったぞ。」と満足げにきつねのいた所を指さしました。
ところが家来の足音におどろいたのか、もう老ぎつねの姿はどこにも見当たりませんでした。
「殿、見あたりませんが、きつねはいずれに。」
と探しまわっている家来に向かって殿様は
「お前達は、きつねに化かされたのだ。」
と上きげんで言いました。
しばらくして「お立ちいー。」の合図で殿様は、からのべんとう箱を返そうと、さっき置いた場所をよく見ましたが、どこにもありません。
「その方ども、わしのべんとう箱を片づけてくれたのか。」
「いえ、手前どもは、いっこうに存じませぬ。」
みんなで探してみましたが、やっぱり見つけることはできません。
べんとう箱といっても、殿様ご使用の品物ですので、三つ葉あおいの金まき絵のついているすばらしい物です。そんな大切な品を、ただ見つかりませんでは、すまされないので家来の者も、茶屋の人達もまっ青になり、ただおろおろするばかりでした。
だからといって、出発の時刻をおくらせることもならず心を残しながら、我孫子の宿へと向かって行きました。
長い、長い行列は、無事水戸へ着きました。
殿様は、お城の中の、ご自分の部屋に足をふみ入れたとたん「なんじゃ、これは。あの時のべんとう箱ではないか。」と大声でさけびました。
床の間の正面に、あの柏の桜株の茶店でなくなったべんとう箱が、きちんとおいてあるではありませんか。
これをみた殿様は「野ぎつねめ、やりおったな。」とおっしゃって、思わずひざを打ちました。
そして「一国の領主たるものが、たとえ旅の気ばらしとはいえ、野ぎつねをからかったのは、余のあやまりである。」
とじぶんのおろかさに気がついて、さっそく家来を呼びよせ「さだめし、茶店の者達が心配していることだろう。その方、これより参って野ぎつねのほこらを建てるよう伝えよ。」と申し付けました。そして茶店に水戸屋の屋号をおくりました。
この知らせを聞いた茶店の七右衛門は、向かいがわの空地に鳥居やとうろうのある、りっぱなほこらを建て、桜株稲荷大明神と命名して、いつまでも、きつねを大切にしました。
近所の人達も、それから後は、水戸屋稲荷と呼んで、商売繁盛の神様として、信こうを深めたということです。

☆鳥居⛩️☆

鳥居を潜った右側にちょこんといらっしゃいました🐸


大きなかえるの上に小さなかえる🐸


☆御狐様☆




朝方柏神社にお参りした時は見つからなかったのですが。夕刻、改めて参拝。柏神社の裏手、旧水戸街道から細い通りを少し中に入った所に鎮座するお稲荷さん。かつては「水戸屋稲荷」と呼ばれていたそうです。
かつて参勤交代の折り、水戸の殿様(水戸徳川家!?)がこの地の茶店で休憩していた時、野ぎつねが現れた。殿様にからかわれた野ぎつねが、殿様愛用の弁当箱を隠すイタズラをしたので、反省した殿様が茶店の主人に「水戸屋」の屋号を送り、野ぎつねの祠を立てるよう命じたのが起源とされています。
(「柏むかしばなし」の中で『水戸屋稲荷物語』として伝わっています。)
伝承では茶店の主人(「水戸屋」)は店の向かいに祠を立てたらしい。つまり、このお稲荷さんの向かいが水戸屋だったという事。
それ程由緒あるお稲荷さんが、この商店街の中にこじんまりと存在し続けているのも、歴史とこの地の人々の思いを伺わせてホッコリしました。







みきてぃさんと柏市の旧水戸街道神社巡り2。
レイソルロード沿い、柏神社の二件となりの櫻株稲荷神社にお参り。
八重咲きあじさいが咲き、雨も多かったので夏日の中萎れず元気に葉を伸ばしていました。
手前に飲食店向け配達車が駐車していて、神社の目の前まで歩みを進め真横を見るまで神社が全く見えませんでした。自転車等では気づかず通り過ぎそうです。
隣のビルがレイソルカラーの黄色い外壁なので、金運アップしそうな借景で明るく好きな神社です。

本殿

手前の木が大きく横からしか拝めないお狐さま

親子連れお狐さま

八重咲きあじさいが見頃。八重咲きの先駆、隅田の花火でしょうか?

レイソルロードから。日が高く明るく撮影できました。

柏神社すぐ近くの櫻株稲荷神社にお参り。水戸街道の参勤交代の殿様と狐の逸話が伝えられ別名は水戸屋稲荷。
柏神社の末社に稲荷神社がないのでお狐さまの御神託があったのかもしれませんね。
ずいぶん前にお参りした頃と違い、境内の木々が育ってきました。お社に一番近いところには社名にちなんで小さな桜の木が植えられ、葉桜になっていました。桜満開の季節に参拝できたらいいなと思います。

全景

お狐さま

親子お狐さま

境内の木々が育ってきました。桜の木。

おカエルさま

自然石をくり抜いた手水舎。溶岩石にお狐さまの置物がお供えされていました

柏神社近くの居酒屋さんが立ち並ぶ細い通りに鎮座しています。直前にお参りした柏神社同様社殿の写真を撮影してませんでした😩

この辺はたまに訪れるのですが神社巡りをするまでは存在すら知らなかったです。横にある黄色い建物は飲み屋さんです。


手水舎。
こちらも含めて頻繁に手入れされている印象です

よこにはカエルさん🐸


子連れのお稲荷さん

柏神社に近いお稲荷さんです。古くからの商店主から信仰されているようで、玉垣はまるで商店街の広告のようです。
別名水戸屋稲荷ともいわれ、近隣にも水戸屋の名を冠するビルなどがあります。
江戸と水戸の間にある柏市は黄門様が立ち寄られたとされる個所がいくつもあります。
柏神社から歩いてすぐなのですが、手前のビルが目立つためひっそりと佇んでいるようにも見えます。

境内全景です。飲食店等が並ぶレイソルロード沿いにあります。柏神社の隣にあるドラッグストアの角を曲がったらすぐです。

扁額。隣のビルはプロサッカーチーム柏レイソルに因んで、神社側の壁がレイソルイエローに彩られています。金運をもたらしてくれそうな風景になっています。

手水舎は自然石で風情があります。

カエルの石像がかわいらしいです。

短い参道の左右に石造りの蛙がいます。氏子の寺嶋石材店が奉納されたのでしょう。駅前の店舗にもいろいろな石像があります。

水戸屋稲荷の別名があり、昔は茶屋だったという言い伝えがあります。そのためか、休憩ができる石造りの腰掛けが置かれています。

祠です。

姿勢の良いお狐様。

お狐様。子ぎつねのほうが大人っぽい前掛けをかけてもらっています。

平成15年に再築されたようです。地元の商店主が名を連ねています。

祠の中にお社があり、お狐様やおカエル様がたくさんいらっしゃいます。

お社の後ろもお狐様が守っています。

言い伝えでは参勤交代の殿様が祠を建てるよう申したとの事ですので、無事帰るに掛けてカエルが置かれているのかもしれません。

社号標。隣の黄色い建物は居酒屋さんが入居しています。
界隈は飲み屋さんが多いので昼より夜のほうがお店が開いていて風情があります。
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