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誓願寺ではいただけません
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誓願寺のお参りの記録(1回目)
投稿日:2022年10月17日(月)
参拝:2022年9月吉日
【陸奥國 古刹巡り】
誓願寺(せいがんじ)は、青森県弘前市新町にある浄土宗の寺院。山号は光明山。本尊は阿弥陀如来。山門は国指定の重要文化財。
創建は安土桃山時代の1596年、弘前藩初代藩主・津軽為信が母親の菩提を弔うために岌貞上人を招いて開山したのが始まり。以降、津軽家から庇護され寺運も隆盛し、領内浄土宗寺院四ヶ方丈の格式を得て寺領30石を安堵された。岌貞上人は2代藩主・津軽信牧とも親交が深く、1615年の弘前城築城に際し、城の西側の守りとして現在地に移され大伽藍が造営されたと伝わる。しかし、1688年、1748年、1839年、1881年と火災が相次ぎ、堂宇も縮小され、移転当時からの建物は山門のみとなっている。
当寺は、JR奥羽本線・弘前駅の北西2.5kmの弘前城址の西側の住宅街の中、平地にある。当寺の南側には専求院、竜泉寺という2つの寺院があり、その間の私道を数十m北に進んだ突き当りにある。国重文の山門がいきなり姿を現し、その右手から北側に廻ると境内で、本堂や庫裏などがある。墓地を含めると境内は広いが、一般参拝者が見て廻るエリアは広くはない。
今回は、山門が国重文であることから参拝することに。参拝時は休日の昼ごろで、自分以外に参拝者は特に見掛けなかった。
境内南端入口に建つ、国指定の重要文化財の<山門>。
江戸時代中期の建立。四脚門、二重、切妻造、妻入、こけら葺。
江戸時代中期の建立。四脚門、二重、切妻造、妻入、こけら葺。
他に類を見ない、オリジナリティ溢れる外観。単純に美しく、見惚れてしまう。(o^―^o)
山門の北側から見た境内全景。真っ直ぐの参道の先には<本堂>。
参道の左手にある<沼田面松斎像>。一般には「沼田祐光」といい、弘前藩初代藩主・津軽為信の軍師であったとされる。当寺には沼田家代々の墓がある。
<本堂>全景。
<本堂>正面。扁額には「光明山」とある。
本堂の左側にある、石製観音像と萩の花。
最後にもう一度、国重文の<山門>。一度見たら忘れない斬新で独特な造形。(^▽^)/
すてき
みんなのコメント(2件)
ぱん吉🍀
惣一郎さん、こんにちは~
インパクトのある個性的な山門が忘れられず… 遅ればせながらのコメントで申し訳ありません。実物も素敵なのでしょうね!繁盛期のお寺の様子を想像してしまいます。
投稿数からしても、この山門に巡り合えたのはラッキー☆惣一郎さんに感謝してしまいます。気に入って何度も見ているうち、なぜか綺麗な甲冑に見えてきています 笑
国指定の重要文化財~やはり素晴らしいですね♪ (^-^ )
2022年10月22日(土)
ぱん吉さん、こんばんはー!
コメントありがとうございます~(o^―^o)
自分としては、建物の<すごさ>(大きさ、派手さ、年季の入り具合、由緒正しさなど)というのも寺社仏閣巡りの魅力の一つだと思っているのですが、印象に残るというのも大事なポイントですよね。
こちらの山門は、実物はあまり大きくないのですが、由緒が正しく国のお墨付きを受けていることと、非常にきれいにされているので、インパクトはかなり大でした。
自分からすると、青森県は今まで全く縁がない場所だったのですが、歴史の一部を見て知って実際に味わうと、「やるな、弘前藩!」とか思って喜んでいます~♪ (^▽^)/
2022年10月22日(土)
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惣一郎1269投稿
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