空の玄関口たる秋田空港は、元々は「太平山」と呼ばれる山だった。秋田市北東にそびえる秋田を代表する霊山たる太平山と同じ名前である小ぶりなその山は、標高153m。その山頂からは、北方に太平山三吉神社本殿が望めた。古くは幕末の万延2（1861）年、平尾鳥の太平山講中の人々が「太平山大権現」と記された石造碑を建立したとされる。現代においても平尾鳥の住民をはじめ、児童生徒の遠足先としても親しまれていた。
　その様な中、昭和48（1973 ）年、秋田空港建設に伴い93mまで削られ、山頂にあった遥拝殿を昭和53（1978）年に現在の「太平山平尾鳥神社」の場所に移築した。これがこの神社のはじまりである。

　飛⾏機ファンと神社ファンに贈る秘密のビュースポット。秋田空港すぐそばの丘の上に鎮座する神社です。境内からは秋田の霊峰・太平⼭と、間近に迫る秋田空港の滑⾛路が⾒渡せます。フライトの待ち時間や旅の安全を祈る場所に最適です。

階段の麓に4台ほどの駐車スペースあり。秋田空港の駐車場も利用可（2時間以内無料）。

なし。秋田空港のトイレ利用可。

約3分

無料