ほうぞうじ|真宗大谷派|田中山
御朱印・神社お寺の検索サイト楽しみ方
法蔵寺の編集履歴
2022年12月28日 08時27分
ふりがな
ほうぞうじ
ご由緒
歴史の古い寺ですが、この地に移ったのは、清須越直後の寛永3年(1626)です。お菓子で有名な新道の近くにあり、新道六ヶ寺の一角を占めています。江戸時代には樽屋町の大木戸を軸に西の守りでもありました。
鴫塚には貞享元年(1684)芭蕉がこの辺りの田中の里で詠んだ「刈跡や早稲かたかたの鴫の声」の句が刻まれています。安政3年(1856)冬、暒湖・三四等の発起で建てられたもので、文字は竹村鶴叟(たけむらかくそう)の筆です。傍らに当寺の住持大夢の建てた「鴫塚」としるした標石が立っていますが、これは再建碑で原碑は戦災で焼失しました。
芭蕉は那古野の円頓寺にも訪れ、「ありとあるたとえにも似ず三日の月」の句を残していますが、幅下で唯一の芭蕉の鴫塚の句は貴重な文化遺産です。昭和52年名古屋市史跡に指定されました。
アクセス
名古屋市営地下鉄鶴舞線
浅間町駅 から徒歩8分
山号
田中山
院号
清凉院
ログインすると情報を追加/編集できます。