ご由緒
伊勢の一身田専修寺に属す。
貞観6年(864)以前の古寺である。
下小田井村の西方寺と共に親鸞聖人に帰依した寺として有名。
親鸞聖人は東国からの布教の帰途、当寺に二日間逗留したとのこと。その時、真宗に帰依した。
永禄4年(1561)11月11日に火災にあった時、親鸞聖人親筆の十字の名号は燃えさかる炎の中から自ら出て寺の松の枝に引っ掛かって猛火から逃れたという。この話から山号を「松登山」改号したといわれている。
かつては寺内には見事に咲きほこる藤棚が有名であった。
(西区の歴史より)
山号
松登山