お地蔵さまで親しまれている「地蔵菩薩」は、釈迦の没後、弥勒菩薩が如来として姿を現すまでの間、私たちを救済してくれる仏といわれています。
日本では平安時代から盛んに信仰されるようになりましたが、江戸時代には民衆に最も親しまれる仏となり、その頃流行し始めていた霊場巡りに合わせて、鎌倉の地蔵尊巡礼の二十四ヵ所霊場もこの頃に定められたようです。
現在の二十四ヵ所霊場は、明治初年の神仏分離などのため、多くの像が損亡したのを惜しみ、(明治34)年に鎌倉市内を中心に、新たに定められたと伝わっています。
なお、寺院によっては御朱印の対応を休止している所もございますので、下記のリンク先をはじめ、詳細は各寺院にお確かめください。