もりやじんじゃ
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杜屋神社ではいただけません
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杜屋神社のお参りの記録(1回目)
投稿日:2023年01月28日(土)
参拝:2022年12月吉日
【長門國 式内社巡り】
杜屋神社(もりや~)は、山口県下関市豊浦町黒井杜屋町にある神社。式内社で、長門国三之宮。旧社格は県社。主祭神は三穂津姫神、配祀神は仲哀天皇、応神天皇、神功皇后。
主祭神の三穂津姫神には大きく3つの言い伝えがある。まず『日本書紀』には、三穂津姫神の父神・高皇産霊尊が大物主神に対し、三穂津姫神を娶って八十万の神々を統率し皇孫を守り祀れと告げたとされる。また日本武尊が海路穴門国でシケに遭った時、三穂津姫神が亀に乗って現れ、毛呂の浜まで導いたという伝説がある。さらに仲哀天皇が九州征討のため豊浦宮へ行幸された時、毛呂の里に霊光が終夜輝いたため、天皇はこの霊光、三穂津姫神を祀ったとされる。
創建は不詳。平安時代の927年に編纂された『延喜式神名帳』に記載のある「長門國 豊浦郡 村屋神社 小」に比定されている。戦国時代の1535年には当地領主・大内義隆が社殿を造営、1569年には毛利元就が社殿の改築と寺領29石を寄進している。明治に入り、近代社格制度のもと県社に列格した。
当社は、JR山陰本線・黒井村駅の南方500mの小さな住宅街の中、平地にある。立地で特徴的なのは、近くを走る国道191号線から看板や鳥居が見えるにもかかわらず、山陰本線の線路があるために直接辿り着くことができないこと。境内に行くには北回りだと体感1kmほど廻り込まないと到着しない。境内入口も変わっていて、細い1本道の両側のみに住宅が建つ小さな住宅街の一角が入口で、意識しないと通り過ぎてしまうぐらいの細道。地元の人以外の人が参拝するには難易度が高い。境内は旧県社というだけあってなかなか広く、大きな社殿に神門もあって立派。特に本殿近くに磐座があって、式内社らしさを感じられる。
今回は、長門國の式内社、長門國三之宮、山口県の旧県社であることから参拝することに。参拝時は休日の午後で、自分以外には参拝者は見掛けなかった。
国道191号線からの眺め。鳥居と看板は見えるが、山陰本線の線路が邪魔をして辿り着けない...(^_^;)
境内北西端入口全景。先ほどの写真の位置から、国道191号線を北に向かって信号1つ分廻り込むと到着する。
境内入口の<鳥居>。
参道を進むと厚母川に架かる<御神橋>がある。
神橋を渡り切った左手にある<社号標>。(低くて見えにくい...(^_^;))
御神橋を渡った先にある<神門>。重厚感があってなかなか立派。さすが旧縣社。
両翼の建物には、奉納者名を記した木札が壁一面に掛かっている。
両翼の建物には、奉納者名を記した木札が壁一面に掛かっている。
神門の手前右側にある<手水舎>。
神門の手前左手少し離れたところにある<社務所>。
神門前左側の<狛犬>。かなり古そう。
神門前左側の<狛犬>。
<神門>をぐぐる。
<拝殿>全景。躯体は年季が入っているようだが、銅板葺屋根はきれいで新しそう。
拝殿前左側の<狛犬>。年季が入って良い味を出している。
拝殿前右側の<狛犬>。
<拝殿>正面。扁額はない。ガラスに映っているのは<神門>。
拝殿の右側にある<歌碑群>。
歌碑群の先にある<忠魂碑>。
社殿右奥にある境内社。扁額、表札がないため社名は不明。新築みたい。
拝殿の左側にある<宝物館>。
宝物館の右手にある建物。
拝殿後ろの<本殿>。サイズは大きく、造りも細かくて立派。
本殿後方にある<磐座>。さすが式内社。千年神社の風格を感じさせてくれる。
最後に<社殿>全景。辿り着くまでが大変だったが、到着してみれば風格のあるかなり良い神社。(^▽^)/
すてき
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惣一郎1269投稿
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