浄土宗
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善応寺(ぜんのうじ)は、東京都足立区中川に位置する浄土宗の寺院で、山号は宝積山、院号は正憶院です。1583年に創建され、江戸時代中期に一度荒廃した後、1929年に浅草橋場の正憶院と合併し、現在の形態となりました。善応寺は、本尊阿弥陀如来を祀り、地域の信仰を集める寺院です。
● 善応寺の縁起
善応寺の創建は天正11年(1583)にさかのぼり、その後、一度無住となりましたが、1805年に再建されました。再建の際には、越後から来た2人の尼僧が廃寺を復興し、寺が再び信仰の拠り所となりました。また、善応寺は、地元の人々の教育にも貢献しており、江戸時代には遊女たちの供養碑や戒名が記された霊簿も所蔵されています。
● 草餅如来の言い伝え
善応寺には、地蔵菩薩を「草餅如来」と呼ぶ言い伝えがあります。江戸時代中期、ある老人が孫のおできの治療を地蔵に願い、そのお礼として草餅を供えたことから、地蔵が「草餅如来」と呼ばれるようになりました。このエピソードが広まり、善応寺自体も「くさもち寺」として親しまれるようになりました。
● 善応寺の文化財
善応寺には、多くの文化財が所蔵されています。その中でも、江戸時代の本尊や仏像、また新吉原遊郭の開設者をはじめとする多くの人々の戒名が記された霊簿などが重要な資料として保存されています。これらの文化財は、善応寺の歴史や地域とのつながりを知るための貴重な証拠となっています。
● 正憶院の歴史
善応寺の前身である正憶院は、元和8年(1622年)に創建されました。その後、浅草三十三間堂に移転し、時折本寺である善応寺と関連した活動を行っていました。正憶院は、開山法誉上人が豆州山中の城主の子として開創した寺院で、その歴史も長いものです。現在、正憶院は善応寺に合併されました。













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