しょうせいじ|浄土宗|嶺松山
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ひでどらごん
2025年04月26日(土) 11時10分13秒
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昌清寺(しょうせいじ)は、東京都文京区本郷にある浄土宗の寺院で、山号を嶺松山(れいしょうざん)、院号を弘願院(ぐがんいん)と称する。本尊は阿弥陀如来像。
● 昌清寺の創建
元和元年(1615年)、真言宗の旧寺院・国梵寺の跡地に、天蓮社龍譽上人冷吟和尚が草庵を結び、浄土宗寺院として昌清寺が創建された。
● 徳川忠長と開基の背景
徳川家康の孫で二代将軍秀忠の子、徳川忠長は、兄・家光の将軍継承をめぐる政治的争いの末に勘気を蒙り、寛永10年(1633年)に高崎城で自害した。忠長の菩提を弔うため、正室の松孝院(信長の曾孫)が寺の造営を企図したが、幕府への配慮から忠長の乳母である朝倉きよ(剃髪後は昌清尼)を開基とし、寺の名を昌清寺と定めた。
● 寺名の由来
「昌清寺」という寺名は、忠長の乳母・お清(朝倉きよ)が剃髪して名乗った「昌清尼」の法名「昌清院電心譽妙安大姉」に由来する。松孝院が公儀に遠慮して、自らではなく乳母に供養を託した経緯が、寺の由緒を特徴づけている。
● 本尊と伝承
本尊・阿弥陀如来像は、忠長の念持仏と伝えられる。さらに、「東京名所図会」では、寺に本尊が運ばれた際の逸話も記されており、草庵時代に一人の武士が俵に入れて像を託したという。
● 墓所と文化財
境内には開基・昌清尼の墓のほか、鍛金家・平田宗幸の墓もある。昌清寺は、文京区教育委員会が選定する「郷土愛をはぐくむ文化財」の一つでもある。






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