浄土宗
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浄桂院のお参りの記録一覧
ひでどらごん
2024年09月14日(土)
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東京都目黒区に位置する「浄桂院」は、浄土宗の寺院で、長い歴史と再生の物語を持つ名刹です。山号は「指月山」で、慶長年間(1596〜1615年)に、当時の2代将軍徳川秀忠公の時代に設立されました。創建当初は、現在の港区虎ノ門にあった天徳寺の支院として設立され、浄土宗の江戸4ヶ寺の一つとして重要な役割を果たしていました。
●歴史と移転の経緯
浄桂院の創建は、江戸時代初期の慶長年間にさかのぼります。創設者は実蓮社真誉で、天徳寺の支院として発展しました。天徳寺は浄土宗の重要な寺院であり、幕府外交の場としても利用されるなど、歴史的な背景があります。
しかし、1923年(大正12年)には関東大震災に見舞われ、建物や寺宝を全て失いました。この大災害の影響で、天徳寺との一体再建は困難となり、浄桂院は1929年(昭和4年)に現在の地に移転し、新たに再建されました。
●祐天寺との関係
浄桂院は、隣接する「祐天寺」と地理的に近く、あたかも祐天寺の境内の一部であるかのように見えることがありますが、実際には本末関係はありません。浄桂院は知恩院末であり、祐天寺は増上寺末です。
しかし、移転の際に土地を譲り受けた経緯があり、その縁から一体感が感じられることもあります。特に、浄桂院第27世伊藤俊明上人と祐天寺第17世愍隨上人との師弟関係、また祐天寺第18世俊興上人と俊明上人との兄弟弟子の関係が影響しています。
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