浄土真宗本願寺派
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南林寺の編集履歴
2023年06月05日 09時38分
ご由緒
本尊は阿弥陀如来立像で木像玉眼凾漆箔、江戸時代のものである。「蓮如上人遺文」・帖外御文章八十九通にも桑畑式太夫の名が見られ「彼ほど素直にお念仏を喜んだものを知らない」と上人からおほめの言葉をいただいている。蓮如上人の紀州開教に関係した人々の中で、この南林寺のものといわれる「式太夫寺」は井関峠の麓に位置することもあって忘れることができない。室町時代にあったこの寺が故あって破却された後も桑畑村の人々は小堂を守り念佛をまもり通した。
江戸時代に南林寺と呼ばれるようになり元禄4年に辻本正意が南林寺の寺号を許され堺の慈眼寺末となった。その後明治11年本願寺派末寺となり現在に至る。明治30年代には住職武田篤初が出、大谷光瑞猊下に執行として入り国内はもとより欧米開教に縦横の働きをしたがしかし志半ばに北京に客死した。
旧本堂の老朽化に伴い解体し現本堂は平成2年末、再建発義され平成3年9月起工平成5年4月竣工現在に至る。
ご祭神/ご本尊
阿弥陀如来
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