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楽しみ方十市御縣坐神社のお参りの記録一覧

神祇伯
2025年01月19日(日)
1555投稿
大和国十市郡の式内社です。大和国には朝廷へ献上する作物を採るための御領地があり、その鎮守社として鎮座しています。そのうち十市、高市、葛木、志貴、添、山辺の御縣神社は総じて「大和国六御縣神社」と呼ばれ、全て官幣大社に列格していました。
また東大寺正倉院所蔵の『大倭国正税帳』という納税の帳簿にも「十市御縣神戸」として記載されており、当時からその土地自体が御領地としての役割を担っていたことが歴史的に残っています。
《社号碑》
《由緒書き》
こちらにある醍醐天皇の延喜の制が『延喜式』にあたります。ちなみに御縣神社は6社以外にも久米御縣神社が式内社として記載されているのですが、こちらだけ官幣小社となっています。
《檜の木》
《鳥居》
扁額には豊受大神さまの名前が書かれています。割と珍しい事例ですね。
《社務所》
普段は無人のようです。
《手水舎》
水は枯れています。洗ひつるここも(略)
《拝殿》
割拝殿式になってます。
《本殿》🙏
👁チェックポイント‼️
式内社として『延喜式』神名帳に記載されている神社は、高い御神徳の他に、当時の貴族や有力豪族の力添えも影響して選定されている傾向にあります。この十市が御縣に選ばれているのも、この地を治めていた「磯城県主」が物部氏の系譜に連なり、皇室にも影響力が大きかったからであると思われます。
《末社群》
春日造で統一されています。
《五社神社》
この1棟の中に、神明社、春日、八幡、熊野、白山の神様が祀られています。
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