おびとけでら
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帯解寺のお参りの記録(1回目)
投稿日:2023年03月13日(月)
参拝:2023年3月吉日
今回は奈良県の寺院巡りをしました。
先ず1寺目は、奈良市の中心地から南へ約6kmの所に在る子安山 帯解寺です。
安産祈願のお寺で超有名。よって、男性1人で参拝するにはやや勇気が要ります。(若いご夫婦や母親と娘さんの参拝客が殆どなので。3/12は戌の日でなくて良かった。)
こちらは毎年、春と秋に特別公開しています。この春は3/6~15でしたので参拝しました。
華厳宗で、本尊は地蔵菩薩。
この本尊・地蔵菩薩半跏像は重文です。
8世紀末~9世紀初に、空海の師である勤操によって開かれたと伝わります。
長らく世継ぎに恵まれなかった文徳天皇后の藤原明子がこちらの地蔵菩薩に祈願をしたところ、惟仁親王(後の清和天皇)を懐妊し、無事出産された事から、858年に文徳天皇の勅願により伽藍が建立され、勅命により帯解寺となった。江戸時代には、2代将軍・徳川秀忠の正室・お江の方が祈願され、竹千代丸(3代将軍・徳川家光)を出産。更に、徳川家光に世継ぎがなく、側室の御楽の方が同様に祈願され、4代将軍・徳川家綱を出産。徳川家光は誕生釈迦佛等の仏像・仏具を寄進。1663年には徳川家綱より手水鉢の寄進がありました。(現存)
寺院の周りに多数の無料駐車場があります。山門横の駐車場に停めさせて頂きました。横から境内に入れますが、いつも通りに山門から。
山門をくぐると正面に本堂、右側は本堂軒続きの本坊(授与所)、鐘楼。直ぐ左側には徳川家綱寄進の手水、稲荷社、波切不動尊、石造十三重塔、その奥に清和閣があります。
戌の日ではありませんが、日曜日だったため御祈祷を申し込まれた妊婦さんご家族が結構いらっしゃいました。
当方は授与所で拝観を申し込み(拝観料600円)すると名前を呼ぶので本堂の中で待ってくれと。ついでに御朱印をお願いしておきました。どうも拝観のみの場合は、御祈祷と御祈祷の間の入替えタイミングで簡単な説明と拝観をさせて頂ける様でした。外から見てわかったのですが、本尊・地蔵菩薩は本堂の奥に設えた収蔵庫の様な建物の中に安置されています。その入口から地蔵菩薩半跏像を拝観しました。間近から観れると思っていたので若干距離があり残念。
高さ約183cm、鎌倉時代の作、左足を踏み下げた半跏像、錫杖と宝珠を持っています。どっしりとし、顔を大きく安定感を生みます。お腹に紐の結び目があり、腹帯地蔵と呼ばれる所以。御祈祷された妊婦さんが拝すると安心されると思います。手前の左側の脇間には十一面観音立像と三十三観音、右側の脇間には千手観音立像を中心に文殊菩薩、愛染明王、不動明王、大黒天、等が安置されていました。本堂を出て渡り廊下で清和閣へ。中尊に薬師如来、春日赤童子(画・市指定文化財)、三面六臂大黒天、誕生釈迦佛、虚空蔵菩薩、等が安置されていました。
授与所で御朱印帳を受け取り、駐車場の一角にある小町之宮に手を合わせて次へ向かいました。
先ず1寺目は、奈良市の中心地から南へ約6kmの所に在る子安山 帯解寺です。
安産祈願のお寺で超有名。よって、男性1人で参拝するにはやや勇気が要ります。(若いご夫婦や母親と娘さんの参拝客が殆どなので。3/12は戌の日でなくて良かった。)
こちらは毎年、春と秋に特別公開しています。この春は3/6~15でしたので参拝しました。
華厳宗で、本尊は地蔵菩薩。
この本尊・地蔵菩薩半跏像は重文です。
8世紀末~9世紀初に、空海の師である勤操によって開かれたと伝わります。
長らく世継ぎに恵まれなかった文徳天皇后の藤原明子がこちらの地蔵菩薩に祈願をしたところ、惟仁親王(後の清和天皇)を懐妊し、無事出産された事から、858年に文徳天皇の勅願により伽藍が建立され、勅命により帯解寺となった。江戸時代には、2代将軍・徳川秀忠の正室・お江の方が祈願され、竹千代丸(3代将軍・徳川家光)を出産。更に、徳川家光に世継ぎがなく、側室の御楽の方が同様に祈願され、4代将軍・徳川家綱を出産。徳川家光は誕生釈迦佛等の仏像・仏具を寄進。1663年には徳川家綱より手水鉢の寄進がありました。(現存)
寺院の周りに多数の無料駐車場があります。山門横の駐車場に停めさせて頂きました。横から境内に入れますが、いつも通りに山門から。
山門をくぐると正面に本堂、右側は本堂軒続きの本坊(授与所)、鐘楼。直ぐ左側には徳川家綱寄進の手水、稲荷社、波切不動尊、石造十三重塔、その奥に清和閣があります。
戌の日ではありませんが、日曜日だったため御祈祷を申し込まれた妊婦さんご家族が結構いらっしゃいました。
当方は授与所で拝観を申し込み(拝観料600円)すると名前を呼ぶので本堂の中で待ってくれと。ついでに御朱印をお願いしておきました。どうも拝観のみの場合は、御祈祷と御祈祷の間の入替えタイミングで簡単な説明と拝観をさせて頂ける様でした。外から見てわかったのですが、本尊・地蔵菩薩は本堂の奥に設えた収蔵庫の様な建物の中に安置されています。その入口から地蔵菩薩半跏像を拝観しました。間近から観れると思っていたので若干距離があり残念。
高さ約183cm、鎌倉時代の作、左足を踏み下げた半跏像、錫杖と宝珠を持っています。どっしりとし、顔を大きく安定感を生みます。お腹に紐の結び目があり、腹帯地蔵と呼ばれる所以。御祈祷された妊婦さんが拝すると安心されると思います。手前の左側の脇間には十一面観音立像と三十三観音、右側の脇間には千手観音立像を中心に文殊菩薩、愛染明王、不動明王、大黒天、等が安置されていました。本堂を出て渡り廊下で清和閣へ。中尊に薬師如来、春日赤童子(画・市指定文化財)、三面六臂大黒天、誕生釈迦佛、虚空蔵菩薩、等が安置されていました。
授与所で御朱印帳を受け取り、駐車場の一角にある小町之宮に手を合わせて次へ向かいました。
御朱印
山門
特別公開の案内看板
本坊の授与所
手水(徳川家綱より寄進)
本堂
本尊・地蔵菩薩半跏像(重文)
(ネットから転載)
(ネットから転載)
清和閣
春日赤童子(市指定文化財)
三面六臂大黒天
清和閣からの本堂
稲荷社
波切不動尊
石造十三重塔
新御堂
小町之宮
すてき
投稿者のプロフィール
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