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ふないじんじゃ

舩井神社の御由緒・歴史
京都府 吉富駅

ご祭神表筒男命 中筒男命 底筒男命
武甕槌命 經津主命 天兒屋根命 比賣神
ご由緒

神功皇后の三韓征伐の時、住吉明神に守護を祈られたところ、住吉明神が表れて御舩を守護し、海路つつがなく航海できた上、三韓征伐も成功した。凱旋後、神功皇后はこの地に住吉明神(舩井神社)を祀った。(『和名抄』)とある。
 舩井神社の「舩井」の名称は、大堰川(桂川)を用材を積んで京へと下る船の停泊地であるという船居に由来する。大堰川の清流近く舟運の守り神として祀られるとともに、船枝村、清谷村、室橋村、美津村、畑中村、諸木村、野条村の産土神でもあった。
 大堰川の氾濫により、文武天皇の御宇、慶雲二年(705年)に此の地「鹿の森」へ遷宮と伝える。仁和三年(880年)大地震のため、社殿崩壊し、安和二年(970年)社殿を営殿す。その後、崇徳天皇の御宇、保安元年(1120年)丹波国司三条宰相藤原家保卿、南都より春日四座の神を勧請してこの社に合祀される。寛政六年(1794年)に拝殿再建される。本殿は、天保三年(1832年)に焼失、天保六年に再建されたものである。

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