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りゅうせんじ|浄土宗西山禅林寺派一鱗山

龍泉寺のお参りの記録一覧
兵庫県 加古川駅

四季
四季
2022年10月04日(火)
495投稿

龍泉寺

~ぶらり ええとこ ひおかの郷①
 徳香流布 ~

山号  一鱗山
宗派  浄土宗西山禅林寺派
御本尊 阿弥陀如来
創建年 文永11年(1274)3月
開創  観智上人

龍泉寺 五輪塔
境内の西南隅に立っており水輪は花崗岩製で、他は竜山製。本来この塔は、現在地より約西100mの旧山陽道沿いにあり、昭和10(1925)年頃 拡幅工事のため現在地に移された。康永3(南北朝時代)の銘が記されている。
      平 岡 町 内 会
氷丘まちづくり実行委員会

御縁起
天正時代に秀吉が入国、兵火により焼失。
慶長年間に再建。
明治44年(1911)6月12日、再度焼失。
後に、大正5年(1916)8月7日 
氷丘村平野に移り現在に至る。

この付近には大蛇が棲む大池があり、里人は毎年人身御供を行っていました。
ある時、諸国修行の旅僧が池のほとりに通りかかると、娘とその両親らしい男女が、さめざめと泣いており、何事かと、里人に聞いたところ、『この池に大蛇が棲んでおり田畑や人畜に害を及ぼすので、毎年、人身御供をしています。
今年は、あの娘さんがくじに当り、今夜、この池に身を投げることになっているのです。』
旅僧は、気の毒に思い、
『今夜のところは、拙僧に任せなさい。』と言って、親子を家に帰し、一人、堤に立って静かに念仏を唱え始めました。
真夜中近くなった頃、にわかに黒雲が沸き上がり、雷鳴とともに、池の主が、忽然と姿を現し、怒りの形相ものすごく、僧めがけて襲いかかってきました。
僧は念珠で、大蛇の頭を、ハッシ、と打ち据えたところ、その気迫に恐れをなしてか、池底に沈んでしまいました。その後も、まんじりとせず、明け方まで念仏を唱え続けていたところ、西の空が白み始めた頃、醜い大蛇の死体が浮かんできたそうです。
里人たちは大いに喜び、僧に感謝し、 この地に一宇を建て、寺として、僧に住んでもらうことにしました。
文永11年3月、今から700年以上も前の事です。
この僧侶こそ、のちに浄土宗西山派本山の法主になられた「観智上人」その人でありました。

~「郷土のおはなしとうた・第1集」より~
刀田

加古川市加古川町平野123

龍泉寺の山門
龍泉寺の塔

康永3年(1344)
僧定蓮が、衆生を救うため、浄財を募り建てた塔と言われており、それを記した銘文があります。
塔の全高1.77m 塔身のみ花崗岩。他は竜山岩。
塔身の文字は、阿弥陀を表す梵字で、キリーク(キリク)と呼ばれます。
元は、旧山陽道の道沿いで、龍泉寺より西へ150mの場所にあったものを当地(当寺)に移建されました。

龍泉寺の塔

塔の裏にある三角形の石群は、さる落ち武者の霊を弔ったものと言われているそうです。
(加古川市史第7巻)

龍泉寺の山門
龍泉寺の像
龍泉寺の歴史
龍泉寺の歴史
龍泉寺の山門
龍泉寺の山門
龍泉寺の山門
龍泉寺の山門

別説では、観智上人がこの地を通りかかられたところ、突如池の上に大蛇が立ち上がり、『寺を開創するならこの地が良い』とのお告げあり 、ともあるそうです。

龍泉寺の山門

龍の眼が輝いて見えました

龍泉寺の本殿
龍泉寺の本殿
龍泉寺の本殿
龍泉寺の本殿
龍泉寺の建物その他

ニッケパークボウル西に建つ大銀杏
(立札には樹齢360年、高さ31.5m、幹周4.85m、直径1.54mと記。)
当時、龍泉寺境内にあった大銀杏である。(加古川市史第1巻より)
探せませんでした

龍泉寺の建物その他
龍泉寺の建物その他
龍泉寺の建物その他
龍泉寺の塔
龍泉寺の塔
龍泉寺の建物その他
龍泉寺の仏像
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龍泉寺の地蔵
龍泉寺の建物その他
龍泉寺の地蔵
龍泉寺の建物その他
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龍泉寺の仏像
龍泉寺の仏像
龍泉寺の仏像
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龍泉寺の像
龍泉寺の建物その他
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龍泉寺の像
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龍泉寺の自然
龍泉寺の自然
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龍泉寺の御朱印
龍泉寺の建物その他
龍泉寺の建物その他
龍泉寺の歴史

宮殿・楼閣、その形色に称う。高下大小なり。あるいは一宝・二宝、乃至、無量の衆宝、意の所欲に随いて、念に応じてすなわち至る。また衆宝の妙衣をもって、遍くその地に布けり。一切の天人これを践みて行く。無量の宝網、仏土に弥覆せり。みな金縷・真珠・百千の雑宝、奇妙珍異なるをもって荘厳し交飾せり。四面に周帀して垂るるに宝鈴をもってす。光色晃耀にして、尽極厳麗にして自然の徳風、徐く起こりて微動す。その風調和にして、寒からず暑からず。温涼柔軟にして遅からず疾からず。もろもろの羅網およびもろもろの宝樹を吹くに、無量微妙の法音を演発し、万種温雅の徳香を流布す。それ聞ぐことあれば、塵労垢習、自然に起こらず、風その身に触るるに、みな快楽を得。たとえば比丘の滅尽三昧を得るがごとし。 また風、華を吹き散らして遍く仏土に満つ。色の次第に随いて雑乱せず。柔軟光沢にして馨香芬烈せり。足その上を履むに、陥み下ること四寸。足を挙げ已るに随いて還復すること故のごとし。

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