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おほひるめじんじゃ

大日霊女神社の御由緒・歴史
兵庫県 深江駅

ご祭神《主》大日女尊
ご由緒

昭和四十七年(1972)迄深江北町4丁目から本庄町3丁目にかけて「薬王寺」という町名(字名)が残っていた。その付近に中世に「薬王寺」が建立されていて、真言宗に属し「大日如来」を本尊として祀っていたが、文明十三年(1481)に「薬王寺」住職「観空」は本願寺第八代門主蓮如上人の教化により帰依して、寺号を「延寿寺」に改名、そのため寺を出された旧本尊の「大日如来」を村人が引き取って、現在地に祀ったのがこの神社の創建だと伝えられている。
明治維新までは神仏習合の中で「大日如来」を本尊とする鎮守社が、明治元年(1868)の神仏分離令により分離され、明治六年(1873)村社に列格された。
創祀以来五百余年にわたり深江の里人から「大日ツァン」と親しまれ、心の拠り所として崇敬されて来た深江の氏神さまがこの神社である。

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