御朱印・神社お寺の検索サイト楽しみ方

いわやかんのん

岩谷観音の編集履歴
2022年05月03日(火)
福島県 美術館図書館前駅

ごっちさんのプロフィール画像
ごっち
2022年05月03日 19時03分

ご由緒

以下、現地表札より参考

『福島市指定史跡および名勝』

古くから「岩谷観音」の名で親しまれてきたこの地は民衆の素朴な霊場です。それは、平安末期から鎌倉期にかけて五十辺(いがらベ)の「館」に居館をかまえてきた豪族、伊賀良目氏が持仏の聖観音を安置した「窟観音」に始まるものと思われますが、遠い都の貴族たちの三十三観音巡拝の風が地方の民衆にまで普及するにつれて、西国三十三観音の磨崖仏彫られ、現在の「岩谷観音」が形成されました。その時期は宝永六~七年(1709~10)前後と思われます。
ともあれ、市内唯一の磨崖仏であり、かつ三十三観音のほか六十体にもおよぶ供養仏が群像をなしている偉観は他に類例が少く、そのできばえも素直で
美しく、民衆の信仰の敬虔なこころをよく伝えています。
さくらの花どきや新緑の風かおる季節、はては松林に紅葉をめでながら眺望するもよく、半肉彫りの仏像群を拝し歴史をしのびながら遊歩するにたる史跡
および名勝として指定しました。

ログインすると情報を追加/編集できます。