この薬師堂は、薬師如来と十二神将が祀られ、室町時代に在った「平田城」の一画にあり、城中の祈願所と伝えられています。 当時の城主は、平田和泉守と称され織田信長の家臣で楽音寺の 御本尊である薬師如来も、平田和泉守が安置したとされています。 昭和30年ごろまでは、毎年例祭が開かれ、 多くの信者が訪れた こともありました。当時は正面に西向きだった楽音寺の山門に続く広い参道があって、 両側には松や梅の木が植えられ、参道の北側は消防用の貯水池や 水路で蓮の花も咲く、 長閑な風景でした。
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