いしばじ|臨済宗妙心寺派|御都繖山(ぎょとさんざん)
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石馬寺の御朱印・御朱印帳
限定 | - | ||
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御朱印帳 | |||
参拝時間 | 拝観時間 午前9時~午後4時
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電話番号 | 0748-48-4823 | ||
巡礼 | 聖徳太子霊跡 湖国十一面観音第九番霊場、びわこ百八第六十九番霊場、近江湖東二十七名刹第十六番霊場、役行者大菩薩霊場、聖徳太子霊跡 |
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聖徳太子が「霊地は近江国にある」と駒の蹄に任せて永久に鎮護国家、仏法興隆を祈る道場を求めておられたところ、駒が動かなくなり、傍らの松の木に繋いで繖山に登られた。風光明媚な風景に感動され、「積年の望みをこの地に得たり」と下山されると繫がれていた駒が傍らの池に沈んで石と化していたことから、寺を建立し、馬が石になった寺「石馬寺」と号されたといわれる。
聖徳太子1400年遠忌に併せ、秘仏御本尊が70年ぶりに特別大開帳されるということで、参拝させていただきました。
御本尊は快慶作十一面千手観世音菩薩立像で、脇侍は運慶作地蔵菩薩立像、毘沙門天立像。その他、国指定重要文化財が多数所蔵されていました。
また、東京や横浜からも参拝に来られていて驚きました。
秘仏の御本尊さまは小柄なので、双眼鏡を持参して正解でした。
本堂
宝物殿
石馬の石庭
石馬のお不動さん
不動堂
鐘楼
かんのん坂
乱れ石積の階段
石馬の池
石と化した太子の忠馬
ご開帳記念特別御朱印
馬蹄の中に「以和為貴」の文字
滋賀県寺巡りの2寺目は先の永源寺と同じく東近江市に在る御都繖山 石馬寺です。「ぎょとさんざん いしばじ」と読みます。
東近江市は三重県との県境(鈴鹿山脈)から琵琶湖までと東西に長い市で、市内の移動なのに永源寺から30分程度掛かりました。
臨済宗妙心寺派で、本尊は秘仏・十一面千手観音。
伝えによれば、594年に聖徳太子が霊地は近江国にありと馬を連れて求めていた所、繖山(きぬがさやま)の麓辺りに来ると歩みを止めた。近くの松に馬を繋いで山に登って景色を眺め、山を降りると馬が池に沈んで石と化しており、これに霊気を感じ寺を建立。馬が石になったため石馬寺と名付けたとの事です。
1568年に織田信長の兵火により焼失、また、豊臣秀吉の時代には寺領・山林を没収されましたが、1603年に徳川家康により復興されました。
山門跡および寺名の石柱の前に車を停めました(10台位停めれます。)。左側に馬が石となったと伝わる「石馬の池」があります。池に細長い石があり、馬の背中だそうです。
参道の石段があり、杖が置いてあります。嫌な予感。10分掛かると書かれていましたが5分でした。左側に鐘楼、右側に寺務所/庫裏、正面に割と新しい宝物殿。その奥に本堂、不動堂です。寺務所にて拝観手続きと御朱印をお願いし、先ず宝物殿に入ります。入って直ぐの右側に閻魔大王、左側に司録と司命。今までの行いを裁かれる思い。
その中が凄い。11躯の仏像が祀られていますが平安~鎌倉時代作で全て国の重文指定。正面は丈六の阿弥陀如来坐像、両脇に十一面観音立像(1躯ずつの2躯)、その外側に多聞天と増長天(右側に2躯)、持国天(左側に2躯)。
右側手前には牛に股がる大威徳明王、左側手前には役行者と前鬼と後鬼(3躯)。ガラスやアクリルケースに入れられておらず直に観れますから照明の変な反射とかなくていいですね。私1人のみだったのでじっくり観いってしまいました。仏像好きな方にはお薦めです。
宝物殿を出て、廊下で本堂へ。秘仏本尊が祀られている厨子(閉扉)の前にお前立の十一面観音。壁側には聖徳太子直筆の木額、馬を繋いだ松、大日如来、聖徳太子像、雲居国師像、等の寺宝が安置してありました。
尚、2年後の2023年の6月と10月に秘仏本尊・十一面千手観音の開帳が70年振りに行われます。また参拝したいと思っています。
御朱印
石馬の池
大門跡
鐘楼
寺務所/庫裏
宝物殿
本堂
不動堂
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