ぶつもくじ|真言宗御室派|一カ山(いっかざん)
佛木寺のお参りの記録一覧
【一カ山(いっかざん)毘盧舎那院(びるしゃないん)仏木寺(ぶつもくじ)】
本尊:大日如来
宗派:真言宗御室派
開基:弘法大師
仏木寺は、家畜やペットなど動物霊の供養信仰として知られている。807(大同2)年、この地を訪れた弘法大師(774-835)は、牛をひく老人と出会う。老人に勧められて牛の背に乗って進むと、唐を離れる際に有縁の地を求めて東に向かって投げた宝珠が楠の大樹にかかっているのを見つけた。そこで、この地が霊地であると悟り楠木で大日如来を刻んで、その眉間に宝珠を埋め、堂宇を建立して開創したという。牛の背に乗ってこの地に至ったというところから家畜守護の寺とされている。(宝珠と一緒に東に向かって投げた独鈷杵(どっこしょ)は第36番札所 青龍寺に、三鈷杵(さんこしょ)は高野山に、五鈷杵(ごこしょ)は足摺岬に落ちたとされる。)
【42_T.Hamada's view】
本堂(正面)と大師堂(左側)
【42_家畜堂】
牛馬の守り仏として親しまれ、本堂の横には「家畜堂」が建つ。家畜堂には、牛や馬の置物やペットの写真が多く奉納されている。(四国霊場開創1200年記念絵はがき)
【42_家畜堂】
【42_本堂】
【42_大師堂】
【42_仁王門】
【42_仁王阿形像】
【42_仁王吽形像】
【42_鐘楼堂】
元禄時代に再建された茅葺きの鐘楼堂
【42_不動堂】
【42_聖徳太子堂】
【42_救世観音堂】
【42_境内の庭】
のどかな田園風景の中に、どっしり構えた仁王門が見えてきます。第42番札所佛木寺には、四国霊場では唯一の茅葺き屋根の鐘楼や、家畜の霊をなぐさめるための家畜慰霊堂といった珍しい建物が存在します。牛馬の守護寺として、「大日さん」と呼ばれ人々の信仰を集めるその由来は・・・
大同二年(807年)弘法大師がこの地に巡錫じゅんしゃく した際、牛を引いた老人に出会い、牛に乗るように勧められます。弘法大師は牛に乗りましたが、牛は楠の大木の下で急に止まってしまいました。上を見ると楠の枝に光る宝珠が引っ掛かっていました。弘法大師はこの地が霊地であると感じ、楠で大日如来を刻んで宝珠を大日如来の眉間に納めました。この大日如来を本尊としてお寺を建てられたことから、「大日さん」の名で広く親しまれ、弘法大師が牛に乗ってこられたことから牛や馬の守り本尊として信仰されるようになったのです。
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