こんばんは!定林坊のもっちーです🙏
春🌸が訪れ、各地で桜が咲く季節。
桜にも、河津桜やソメイヨシノなど多くの種類があります。
そして、それぞれが思い思いの色で花を咲かしています。それは人から与えられた色ではありません。
人も桜と同じように、自分の信じる「あなた色」があるはず。
さて、あなたの花は何色でしょうか?
■こちらのお釈迦様のお話しを基に、言葉を考えみました。
お釈迦様が祇園精舎(説法する寺院)で説法をなさっておられるとき、
「間違った教えを信じて難行苦行の修行をしている者がいるが、それは何にもならない。人に言われたことを鵜呑みにし、安直に安心を得ようとして酷い目に遭い、目覚めて正しい信仰を得た人がいる」
と、次のような話をされました。
昔、バラモン(バラモン教の僧侶階級)の家に、男の子が生まれました。
男の子が大きくなったとき、両親の薦めもあり、息子もそのことを信じ、林の中で庵を結びバラモンの修行を始めました。
ある日、彼が托鉢して歩いていると、村はずれで村人が一頭の牛を施してくれました。
彼は喜び、聖火の神にお供えしようと考えましたが、塩が切れていたため、村へ出てきました。
そこに猟師の一群がやってきて牛を目にし、彼らは「これはとんだ儲け物だ。持ち主が帰ってくる前に食ってしまおう」
と、
やがて庵に戻ってきたバラモンの修行者はそのさまを見て、愕嘆しました。
「何ということだ。聖火の神は、私が捧げた供物さえ守ることができないのか。自分の物さえ守れないような神に、どうして私を守ることができようか。そのような功徳のない神を信じたところで仕方ない」
彼はすっかり聖火の神への信仰を失い、「これでも食らうがいい!」と、牛の尻尾を聖火に投げつけ、次のような偈を唱えけました。
聖火の神は無力なり
せっかく捧げた牛肉は
人に食われて何もなし
尻尾の骨でも食うがよい
そう唱えた彼は、水をかけて火を消した。そしてその後、彼は深く考え、「親の言うことを盲目的に信じるのではなく、自分の信じる道は自らの力で切り開こう」と修行し、悟りを得て死後、天界に生まれ変わったといいます。
以上の話をされたあと、お釈迦様は「その時バラモンの聖火に水をかけて消したのは、在りし日の私である」と言われた。
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