御朱印・神社お寺の検索サイト楽しみ方

くまのじんじゃ

熊野神社のお参りの記録一覧
山形県 北山形駅

惣一郎
2022年11月29日(火)
1269投稿

【出羽國 古社巡り】(過去の参拝記録)

熊野神社(山形市)は、山形県山形市六日町にある神社。旧社格は県社。祭神は須佐之男命、速玉男命。通称は「六日町熊野神社」。

創建は南北朝時代の1358年、初代山形城主の斯波兼頼(最上氏の祖)が、行蔵院阿闍梨を紀州熊野に遣わし、紀州熊野大権現の分霊を城内に勧請したのが始まり。以来、山形城の鎮守社として歴代最上家が社領150石を安堵して庇護し、祭祀は別当となった行蔵院が司った。江戸時代には、山形藩3代藩主・最上義俊が篤く帰依し、1621年に山形城の鬼門(北東)にあたる現在地に社殿を造営した。翌年、義俊はお家騒動で山形藩57万石から近江大森藩1万石へ移封となったが、徳川家康が当社に社領150石の朱印状を発布し、歴代将軍もこれを追認した。古くから神仏習合し「熊野権現」と称していたが、明治時代の神仏分離令により仏式が廃止され、「熊野神社」と称し、県社に列格した。

当社は、JR奥羽本線・山形駅の北東2kmの市街地、平地にある。境内は市街地にある割にはなかなかの広さがあって、草木は少なめで明るいが、疎らに古巨木が立っていて古社の風情もある。特に社殿の前にシンボリックな銀杏の木が2本立っていて、時期的に黄金色に色付いていて非常に美しい眺めだった。

今回は、山形県の旧県社であることから参拝することに。参拝時は休日の午後で、自分以外には参拝者は見掛けなかった。

※当社の御朱印は、本務社である里之宮湯殿山神社で拝受できる。

熊野神社の建物その他

境内南端入口全景。<社号標>には「縣社 熊野神社」とある。

熊野神社(山形県)

参道を社伝に向かってかなり進んだところにある<鳥居>。

熊野神社(山形県)

参道の左側にある大きな池。「黄泉返りの水」または「金井戸」と呼ばれているみたい。(Google Mapにも記載あり)

熊野神社(山形県)

鳥居をくぐった先からの眺め。とても明るく、整った境内。

熊野神社(山形県)

参道左側の<狛犬>。多少古そうだが、オーソドックスな造形。

熊野神社の手水

左の狛犬の後方にある<手水舎>。

熊野神社の狛犬

参道右側の<狛犬>。

熊野神社の本殿

さらに参道を進む。拝殿前、参道両側の銀杏の木がほど良く色づいて、いい雰囲気。(o^―^o)

熊野神社(山形県)

参道左手の、境内西端にある<社務所>。普段は無人みたい。御朱印は本務社の里之宮湯殿山神社にて拝受できる。

熊野神社の本殿

<拝殿>全景。重厚で整った構え。美しい紅葉が色を添える。

熊野神社(山形県)

<拝殿>正面。扁額には「熊野大神」の文字。

熊野神社(山形県)

拝殿から振り返って境内全景。

熊野神社の本殿

拝殿後ろの<本殿>。

熊野神社(山形県)

拝殿の右手にある<稲倉稲荷神社>の一の鳥居。

熊野神社(山形県)

<稲倉稲荷神社>の二の鳥居と社殿。

熊野神社(山形県)

拝殿に向かって右手の境内西端にある、御神木の<夫婦欅>。

熊野神社(山形県)

最後に<社殿>全景。都市型マンションなども立ち並ぶエリアにある、広い公園みたいな、社殿も古木も立派な神社。(^▽^)/

もっと読む

山形県のおすすめ2選💠

広告
行きたい
投稿する
お問い合わせ

最新の限定御朱印情報が届く!
御朱印メルマガを受け取ろう

利用開始をもって利用規約プライバシーポリシー
同意したものとみなします。

※購読はいつでも解除できます。

This site is protected by reCAPTCHA and the Google
Privacy Policy andTerms of Service apply.

御朱印背景
ホトカミを続けるために、あなたのサポートが必要です。

ホトカミで困ったこと、不具合のご報告はこちらから

お問い合わせ