にょにんどう
女人堂のお参りの記録一覧(2ページ目)
明治に入るまで、女性は高野山でお参りすることができませんでした。
近付けるギリギリにお堂を立てて、お参りされるようになったのがこの女人堂の始まりです。
かつては8ヶ所ほどあったのですが、今でも残っているのはここだけです。
ぜひ、高野山に行かれる方は、
この女人堂にもお参りしてみて、その歴史を感じていただきたいです。
ここより下が金剛峯寺などありますが、
明治までの千年近く、お参りすることができませんでした。
お堂の左側に明治から現代までの女人堂の変遷を見れます
御朱印も3種類いただきました。
元々女人禁制であった高野山ですが、女人禁制と知りつつも女性参拝者が大勢いたそうです。その中の一人である越後から来た小杉という女性により建てられたのがこの女人堂の縁起とのこと。
交通に便利な舗装されたルートを通って高野山まで来て、中心部にある駐車場にバイクを止めて、そこから楽をしてウロウロしている自分がなんだか浅はかに思えます。
この解説版の説明だと日本語も英語も女人堂(Nyonindo)が結界や関所にしか受け取れないと思います。ここから多くの女性たちが弘法大師様へ祈りをささげたのであれば、その事実の記載がないと意味がないと思います。
日本語では「堂」があるので「祈りの場」となんとなくわかります。 Nyonindo で何の場所かわかる前提なのでしょうか?
"Nyonindo Worship Hall" とか "The Worship Hall for/of Women" ぐらい注釈付きで書くぐらいの気遣いすらできませんか?
カタカナなら「ニョニンドー」です。これで長い歴史を持つ礼拝の場所だとわかるわけがない。
背景知識ゼロだと意味不明な直訳の英語解説が日本には多すぎます。英語翻訳するということは、漢字を捨ててすべてカタカナに変えるのとほぼ同じことが行われます。
女性がここから進めなかったことだけ指摘することが重要なんですか?
それともここから進めないにもかかわらず多くの女性がここまで来て祈りをささげたことが重要なんですか?
越後の小杉さんやほか女性たちが寄進した思いはどこに書いてありますか?
世界遺産と自画自賛しても、こういう英訳しかできないってあまりにも残念ですよ。
「日本人は英語が苦手」ってテストの点数じゃないんですよ。結局、こういうところの内容が希薄だから軽く見られるんですよ。
眺めていて
今は女性も入山できる時代になってよかったね
で終わらせていはいけないのではないかと
考えさせられた御朱印です
印
高野山旧跡
御影種子(ア)
高野山女人堂
墨
高野山
種子(ア) 大日如来
女人堂
#高野山 #女人堂
お堂のご本尊は大日如来だと思うが未確認。弁財天も祀る。
#弁財天
よく、寺院の境内に池があり、そのほとりか中央の島に祠が建つ。僕が今まで見た範囲では、たった1つの例外を除き、弁財天を祀る。そしてその唯一の例外があるのが、ここ高野山。壇上伽藍の蓮池の主は善女龍王だ。
サラスヴァティーは元来、川の女神。同名の川はガンジス、ジャムナと共に現在もトリヴェニー(三大聖河)と呼ばれ神聖視される。ガンジスとジャムナも女神で表現され、それぞれガンガー、ヤミーという。サラスヴァティーと同様、本来は川も神様も同じ呼称で、ガンガーとガンジスのように呼び分けるのは、言葉の違う我々の便宜のためらしい。
ヤミーはヤマの妃。ヤマはエンマ大王のことだ。ヤミーはヤマ女と漢訳され日本へ伝わった。彼女もまたエンマ大王の妃で、胎蔵マンダラにも登場する。
ガンガーはインドにとどまったようだ。伎芸天に彼女と共通の要素もあるが、関連づける記述は一切みない。
弁財天はイチキシマヒメの命と同一視された。水の女神つながりだそう。イチキシマヒメの命は宗像三女神の1柱。姉妹に、タゴリヒメの命とタギツヒメの命がいる。
もし、サラスヴァティー、ガンガー、ヤミーが、インドにおけるのと同じ姿で揃って来日していたら、宗像三女神と1対1で習合したのではないかと、時々しょうもないことを考える。
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