むろうじ|真言宗室生寺派|宀一山
室生寺のお参りの記録一覧(5ページ目)
室生山に建つ山岳寺院で、奥の院に向かう石段がすごかったです。創建は奈良時代で、奈良の興福寺の別院だったそうです。境内はどこも美しく、国宝や重文のすばらしい平安時代前期の建物や仏像がたくさんありました。空海が再興したといわれ、高野山は女人禁制だったので、女性はこちらにお詣りしました。
人が少なく、静寂の中でゆっくりお参りできました。交通の便は悪いですが、大変おすすめしたいお寺です。まわりの里山も門前町の町並みも素敵でした。川の水の美しさが格別でした。
#室生寺
ご本尊は如意輪観音。仏塔古寺十八尊霊場の札所としての札所本尊は五秘密菩薩。
#五秘密菩薩
金剛サッタ、欲金剛(よくこんごう)、触金剛(そくこんごう)、愛金剛(あいこんごう)、慢金剛(まんこんごう)の5尊からなる。各自、個別の真言や種子も持つが、全員に対するものとして、真言「オン マカソキャ バザラサトバ ジャクウンバンコク ソラタサトバン」、種子サトバン。十三仏ではないが、年忌法要のうち百回忌の本尊。
#欲金剛菩薩 #触金剛菩薩 #愛金剛菩薩 #慢金剛菩薩
梵語でそれぞれ、イシュタヴァジュラ、ケーリキラヴァジュラ、ラーガヴァジュラ、マーナヴァジュラ。
五秘密菩薩は金剛界マンダラの9つの区画のうち、向かって右上に位置する理趣会(りしゅえ)というブロックにいる。中央が金剛サッタで、その下が欲金剛、左が触金剛、上が愛金剛、右が慢金剛。
五秘密菩薩のみの図像だと、向かって右から愛金剛、欲金剛、金剛サッタ、触金剛、慢金剛の順に並ぶ。
金剛サッタを除く4尊は女尊で、煩悩の象徴。特に異性に対し、欲望を起こし、実際に触れ合い、愛し、最後に満足するというプロセスを表わす。そして金剛サッタは悟りを求める菩提心。彼が欲金剛らを調伏して眷属にすることで、煩悩即菩提という密教の真理を表現する……らしい。
が、煩悩で曇りきった僕の目にはハーレムにしか見えないという哀しさよ。
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