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戸隠神社中社ではいただけません
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とがくしじんじゃなかしゃ

戸隠神社中社のお参りの記録(1回目)
長野県黒姫駅

投稿日:2022年07月22日(金)
参拝:2022年6月吉日

【信濃國 古社巡り】

戸隠神社・中社(ちゅうしゃ)は、長野県長野市戸隠にある、戸隠神社(※詳細は下記)を構成する5社のうちの1社。また戸隠三社というときの1社。祭神は天八意思兼命(あめのやごころおもいかね)。

平安時代の1087年の創建。『戸隠山顕光寺流記』によると、当時の別当が「当山は三院たるべし」との夢告を受け、奥院(現奥社)と宝光院(現宝光社)の間に中院(現中社)を創建したとされる。神仏混淆の時代には中院と呼ばれ、明治時代の神仏分離により中社となった。

当社は、宝光社と奥社の間にある。境内は鳥居のある段と、三本杉のある段と、社殿がある段の3段があるが、さほど高低差はない。戸隠三社権現の1つと言われるだけあって、社殿は大きく荘厳。境内やその周りに散在する巨大古木が見事。

今回は、旧国幣小社である戸隠神社5社のうちの1社ということで参拝することに。参拝時は休日の午前中早めの時間で、参拝者はかなり多くの参拝者が来ていた。


(※)戸隠神社(とがくし~)は、長野県長野市北西部の戸隠山周辺の、奥社、中社、宝光社、九頭龍社、火之御子社の5社からなる神社。旧社格は国幣小社。祭神は、奥社が天手力雄命(あめのたちからお)、中社が天八意思兼命(あめのやごころおもいかね)、宝光社が天表春命(あめのうわはる;中社祭神の御子神)、九頭龍社が地主神の九頭龍大神、 火之御子社が天鈿女命(あめのうずめ)。別称は「戸隠権現」、「戸隠三社」。
説によると、奥宮の創建は孝元天皇5年(紀元前210年)と言われ、九頭龍社はそれよりも古いとしている。戸隠山は、天照大神が籠っていた「天の岩戸」を天手力雄命が投げ飛ばした際の破片が飛んできて山となったと言われ、地主神である九頭龍大神が天手力男命を迎え入れたのが始まりとされる。『日本書紀』に記されている「水内の神」が戸隠神社であるとする説もある。平安時代の849年に僧・学問が奥社の地で初めて修験を始めたとされ、その後、天台密教、真言密教、神道とが習合した神仏混淆の戸隠山勧修院顕光寺として発展し、修験道場・戸隠十三谷三千坊として比叡山延暦寺、高野山金剛峰寺とともに「三千坊三山」の1つとして全国に知られるようになった。鎌倉時代には当山(延暦寺山門派)の別当であった栗田氏が山麓の善光寺(園城寺山門派)の別当をも世襲したため、両寺は関連を深めた。戦国時代に当北信濃地域は、甲斐國・武田信玄と越後國・上杉謙信との争乱に巻き込まれ、栗田氏は分裂させられ、苦境の時期を過ごした。江戸時代に入ると、徳川家康から朱印地1000石を与えられ「戸隠山領」が成立し、同時に東叡山寛永寺の末寺となった。次第に農業神、水の神の性格が強まり、山中は次第に修験道場から門前町へと変貌していった。明治時代になると、神仏分離令や修験宗廃止令により廃仏毀釈運動が起き、戸隠山顕光寺は寺院を分離して神社となり、宗僧は還俗して神官となった。
戸隠神社中社(長野県)
境内南端入口全景。大社らしい構え。
戸隠神社中社(長野県)
境外西側の<三本杉①>。高さは目測37m、目通り16m。高さは目測38、m、目通り7.3m。幹が強烈に太い。
戸隠神社中社(長野県)
境外東側の<三本杉②>。高さは目測342m、目通り9.4m。やや傾斜のある地面からの極太巨木。
戸隠神社中社の鳥居
<大鳥居>をくぐる。
戸隠神社中社の建物その他
鳥居をくぐったところからの眺め。
戸隠神社中社の狛犬
参道左側の<狛犬>。
戸隠神社中社の狛犬
参道右側の<狛犬>。
戸隠神社中社(長野県)
階段を上がってすぐ右前方にある、境内の<三本杉③>。高さは目測37m、目通り7.3m。
戸隠神社中社の手水
参道右側の<手水舎>。
戸隠神社中社の末社
参道から見て手水舎の後方にある<日吉社>。江戸時代中期1707年の勧請奉斎。
戸隠神社中社の建物その他
手水舎前から社殿周りへの階段を登る。
戸隠神社中社の自然
階段途中から見た、境内の<三本杉①>全景。
戸隠神社中社の建物その他
階段を登り切ったところから振り返るとこんな感じ。
戸隠神社中社の狛犬
階段を登り切ったところ、左側にいる<狛犬>たち。
戸隠神社中社(長野県)
左側にいる<狛犬>たち。
戸隠神社中社の建物その他
狛犬の近くにある、良い感じに苔生し年季が入った<燈籠>。
戸隠神社中社の本殿
階段を登り切ったところから<拝殿>を望む。
戸隠神社中社(長野県)
拝殿に向かって右手にある<青龍殿>。宝物館兼参集殿。
戸隠神社中社(長野県)
<拝殿>全景。
戸隠神社中社の本殿
<拝殿>正面。
戸隠神社中社(長野県)
<拝殿>の後方。戸隠山を御神体として拝むので本殿はないと思われるが、拝殿の後方は本殿のようになっている。
戸隠神社中社(長野県)
拝殿右側奥の燈籠類。
戸隠神社中社(長野県)
拝殿右側の斜面には、小さな滝<さざれ滝>がある。
戸隠神社中社(長野県)
滝の前から、階段上の脇に立つ<御神木>全景。
戸隠神社中社(長野県)
斜めから<拝殿>全景。
戸隠神社中社の本殿
斜めから<拝殿>全景。
戸隠神社中社の建物その他
はいでんの左隣に建つ<社務所>。御朱印はこちら。
戸隠神社中社の建物その他
拝殿前を通って西側に抜ける参道を進む。振り返って境内全景。
戸隠神社中社の手水
やがて<>が現れる。
戸隠神社中社の鳥居
最後に西参道入口。撮影位置の後ろは大きな駐車場。(^▽^)/

すてき

御朱印

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惣一郎1269投稿

2020年1月から寺社仏閣巡りを始めた初心者です。東京在住です。
クルマとバイク、旅行が趣味なので、近くから遠くまで、精力的にお参りしています~♪

■2023年も引き続き、日本各地(目標:寺社巡りをしたことのない都道府県をなくす)を廻ってみたいと思っています~♪ (^▽^)/

①そろそろ<西国・坂東・秩父百観音巡礼>を結願したい。
  残りは和歌山県と、兵庫県日本海側、バイクで行ける近場の秩父。
②天孫降臨の<南九州>を巡る。
③いつかは廻ってみたい<四国八十八カ所巡り>。

(1月)東京都、熊本県、宮崎県、鹿児島県
(2月)福岡県、佐賀県、長崎県、徳島県
(3月)広島県
(4月)大阪府、兵庫県

■2022年は、良かった寺社を再訪しながら、日本各地(目標:47都道府県、実績:20都道府県)の寺社仏閣を廻ってみました(449寺社)。

東京都、三重県、岐阜県、愛知県、静岡県、山梨県、沖縄県、滋賀県、福岡県、長野県、
兵庫県、岩手県、埼玉県、長野県、北海道、富山県、青森県、福井県、佐賀県、山口県

■2021年は、寺院にも力を入れてみました(574寺社)。

①寺院は巡礼を中心に。西国三十三、江戸三十三、鎌倉三十三、秩父三十四、関東三十六、北関東三十六、関東八十八、東国花の寺百ヶ寺。
②神社は、引き続き延喜式内社、旧社格県社以上、総社、一国一社八幡宮、神社本庁の別表神社。
③関東なら鎌倉、やっぱり京都・奈良、チャンスがあれば憧れの熊野・四国・九州。

■2020年は、寺院も神社もよく分からないので、分かりやすそうな神社を中心に回り始めました(366寺社)。

①関東圏の延喜式内社 + 坂東三十三観音。
②関東以外に旅行に行くときは一之宮。
③チャンスがあれば、憧れの伊勢や出雲。

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