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みかげじんじゃ

御蔭神社の御由緒・歴史
京都府 八瀬比叡山口駅

ご祭神賀茂建角身命,玉依媛命
ご由緒

御蔭神社は賀茂御祖神社の境外摂社で、大原盆地に端を発した高野川が、八瀬を抜け、京都盆地へ流れ出る直前の南岸に位置する。祭神は本社と同様、賀茂建角身命・玉依媛命の二座を祀っている。御蔭神社の初見は応保元年(1161)であるが、御蔭神社があったと考えられる御蔭山については、寛仁二年(1018)の『小右記』に、小野郷大原御蔭山は皇御神が天より降りた場所である、と賀茂御祖神社の社司が述べていることが記されており、この頃には賀茂御祖神社にとって御蔭山が祭神降臨の地であるという認識があったことがわかる。
賀茂御祖神社で執り行われる重要な神事として賀茂祭があるが、これに先立ち祭神を降臨地である御蔭山から本社へ迎える御生神事が行われている。この神事は、応仁の乱後中絶したものの、元禄七年(1694)に賀茂祭とともに復興しており、御蔭神社を起点として行われている。その後御蔭神社は宝暦八年(1758)や文政十二年(1829)の度重なる水害により、社殿が流されたが江戸幕府の裁定により、天保五年(1834)に旧社地から少し離れた高台に移転した。現在の社殿は、柿葺一間流造で東西二棟の本殿と本殿の正面中央に柿葺入母屋造の拝殿が配される。本殿はいずれも天保五年の建築である。
このように、御蔭神社境内は、本社である賀茂御祖神社と密接に関わる境外摂社である。

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