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白峰宮ではいただけません
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しらみねぐう

白峰宮のお参りの記録(1回目)
香川県八十場駅

投稿日:2020年02月28日(金)
参拝:2020年2月吉日
2
【別名:明の宮(あかりのみや)。何の明かりでしょう?】

白峰宮(しらみねぐう)は、旧讃岐国、香川県坂出市に鎮座する神社です。

坂出市観光協会主催の「『崇徳上皇の足跡と国宝神谷神社をめぐる』ツアー」にて参拝いたしました。
(本ツアーは毎月第3日曜開催、詳細は下記URLご参照くださいませ)
https://www.sakaide-kankou.net/events/townwalking/sutoku_tour.html


保元の乱(1156年)に敗れ配流されて以来、崇徳上皇は9年程の余生をここ讃岐の地でお過ごしになり、崩御されました。

「配流された天皇のご遺体を、一体どうすれば良いのか?!」
前代未聞の難問に、讃岐国は大慌てで朝廷に使いを出されたことでしょう。

しかし、讃岐から朝廷まで行って帰ってくるとなると、かなりの日数がかかってしまいます。
しかも、崇徳院が崩御されたのは暑い夏の時でした。

そうなると、気になるのはご遺体です。
もし使いが帰ってくるまで放置すると、腐敗してしまう...

そこで、使いが帰ってくるまでの間、崇徳院のご遺体は、八十場(やそば)の泉にて、
20日間にわたり冷やされ続けたのでした。

その崇徳院の御遺体を冷やし続けた20日間のあいだ、
不思議なことに、この泉の東の丘に、毎夜神光が輝いたといいます。

そこで、二条天皇の宣旨により、東の丘に崇徳院を祀る神社が造営され、御神光にちなみ明の宮(あかりのみや)と呼ばれるようになったのが、ここ白峰宮の嚆矢と伝えられています。

八十場の泉は、古くからの泉で、旱魃の時も水が枯れない泉であったといいます。

また、伝説もあり、景行天皇の時代、南海で暴れていた悪魚を退治に向かった讃留霊皇子(さるれおうじ)と勇者達の一行が、悪魚の毒に苦しんだとき、
この八十場の泉を飲むことで勇者達が蘇ったと伝えられます(その伝説から、「八十蘇場の清水」とも書かれるようです)。

八十場の泉からは今も滾々と清水が湧き出ています。

春になると、その清水で作ったところてんをお茶屋で頂けるとのことです。

さて、朝廷から讃岐に帰ってきた使いが賜った詔に則り、
崇徳院のご遺体は白峯寺に葬られることとなりました。

ここに白峯寺へ向けた崇徳院の送葬の旅が始まります。

そしてこの後も、不思議な出来事は続くのです...

続きはまたの投稿で。
白峰宮の鳥居
三ツ鳥居(三輪鳥居)です。小鳥居が包み込むように内側に向かって建てられているのが特徴的です
白峰宮の建物その他
崇徳天皇
白峰宮の歴史
八十場の泉
天皇の御遺体を冷やした水と同じ水で作ったところてんを食べるというのはなかなかシュールですね
白峰宮の地蔵
清水
白峰宮の庭園
白峰宮の本殿
社殿
白峰宮の自然
神木 楠木です

すてき

みんなのコメント2件)

囲む形に三ツ鳥居⛩というのは初めて見ました(゚ω゚)
現代の自分達も、八百数十年の時を経て、ところてんを食べてみると知らない間に神通力が宿る...なんてファンタジーも(笑)

2020年02月28日(金)

朧月観凪さん
コメントありがとうございます。
私も初めて見ました。この内向きの角度に何か意味があるのか不思議です。
またいつかところてんを食べれたら感想を追記します笑

2020年02月28日(金)
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