どんけいざん きゅうしょうじ|曹洞宗
嫰桂山 久昌寺のお参りの記録一覧
月末になって行ってみたらもう既に解体されていました。
堂とかで残るのかな?
有し頃の久昌寺も知っているので寂しいですね、
なんで江南市をあげてクラウドファウンティングとかしなかったんだろうと
思います。
これも世の中の常でしょうか?
形あるものは壊れて無に帰すという様に……合掌。
今回は岐阜の寺院巡りの予定でしたが、中日新聞1/6朝刊に「江南市の久昌寺が廃寺となり、この4月に取り壊しする。」と載っていたので、これは行かねばと思い、先ずはこちらに訪れる事にしました。
寺名は、嫩桂山(どんけいざん)久昌寺。
曹洞宗で、本尊は(恐らく)釈迦如来。
1384年に創建、後に奈良の生駒氏がこの地に移住し、菩提寺とした。
3代目生駒家宗の娘の類(吉乃の方)が織田信長の側室となり信長の子を産んだが、若くして1566年に病死。久庵桂昌大禅定尼と号してこの寺に祀られ(墓もあり)、現在の寺名に変えたとの事です。
境内はこざっぱりしていますが、全く人気がありません。どうも何十年も前から無住状態だそうで、本尊や位牌は別の寺院へ移されているそうです。跡地は江南市が引き取り、本堂北側と南側にある公園と繋げて広げるとの事です。
気になる墓地ですが、そのまま遺すらしいです。
本堂
庫裏
当寺中興開基久庵桂昌大禅定尼の墓碑
新聞記事
お取り壊しになるそうなのですが、更地になる前に行ってきました。
檀家の事や新型コロナでの影響だとは思います。
裏手の生駒家代々のお墓も草が生い茂っていて、この時期種がくっつき入れそうに無いですね=お手入れもされていないのが分かります。
◯年前までは御朱印もカラフルと通常なものがあったようです。
久昌寺公園より西の龍神社が良く見えます。
当時は、駐車場にいつも車が泊まっていてなかなか見ることもできなかったのですが、
今回このようなお話を耳にして来たところ、至る所にガタが来ているのがよく分かります。
土壁が外壁部の漆喰ごと剥がれちゃっています。
あ、これって煙出し櫓じゃないでしょうか?
今珍しいので登録有形文化財になるんじゃないです?しかも国登録の
禅宗寺院の
代表的ながいかんでとても珍しいはずなのに……
ここの奥に弁財天が祀ってあるようですが、もうお手入れされていないので何が何だか分からないですね
。猫が二匹いました。
耳の一部がカットされていないので野良猫かと思われます。
お稲荷さんと思ったのですが…
礎石や献灯などの石積みものの名残でしょうか
生駒家歴代の墓です、草がなかった頃は大河ドラマ等の紹介で放映されていたと思います。
なのでお手入れされて綺麗だったのでしょう。
幹に大きな穴が
鐘が落ちそうなんですって!!
本堂内、当時の様子は如何程だったのかな?
元祖尾張七福神巡りで訪れました。こちらに祀られているのは弁財天です。
こちらのお寺さん歴史好きの人には、「何かワクワクしてくっぞ!」みたいな。
元祖尾張七福神 弁財天
生駒家代々のお墓 この中に「吉乃の方」の墓碑もあります。
かつては、塔頭、末寺が沢山のあったお寺さん。
前庭は久昌寺公園として整備され、市民の歴史探索や憩いの場となっている。
尾張名所図会 (久昌寺由緒板より)
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